過去拍手+α
□second contact
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―東京
とある公園前
「はよ着きすぎたやろか?」
「俺、言いましたやん」
「待たしたあかんと思って、はよ来てんけど早すぎたなぁ」
「…1時間もはよ来てなにすんねん。アホ」
「ま、まぁ、あの4人もはよ来るかもしれへんやんか」
「…てか、ついこの間、東京来たやないッスか」
「え!?(ギクッ)」
「しかもまたあの4人にも集まるように声かけたみたいやし」
「(ギクッギクッ)ι」
「白石部長に頭下げてまで頼んで…なんかあるんスか?」
「あ、あ〜…。前に買い忘れたもんもあったしやなぁ」
「…なんや怪しいねんな…。じゃ、あの4人も呼びはったのはなんなんスか」
「ほ、ほら!色んな学校の話も聞きたいやんか?前、聞かれへんかったし!?」
「…ほぉ…?」
「そ、そうや!蔵に頼んだ時なんてな〜伊武はキレイやったか、やの切原はカワイかったか、やの色々聞かれて大変やってんで〜ι」
「…あの人…キレイなもんとかに対して変態ッスからね」
「へ、変態て…光…ι
ま、まぁ確かに伊武は整った顔やったし、切原も神尾も可愛いカンジやったからなぁ」
「………」
「ん…?どないした光。そないな顔して…」
「…まさかそれが狙いですか」
「は…?」
「今回。また東京来たのって…あいつらに会う為、なん?
うわ…キモいッスわ〜」
「はっ!?ち、ちゃうわっ!キレイやの可愛いやの言うてたのは蔵やぞ!?俺ちゃうで!?」
「今、謙也さんも言いましたやんか!」
「う…い、言うたけど…言うたけどほんまに違うんやって!ι」
「じゃあほんまはなんなんスか!?怪しすぎるッスわ!」
「あー!!もう!
ほんまは!光を伊武と神尾にもっかい会わせたろーて思っただけや!!」