神尾受け

□『人気者』
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「なぁ、今度部活いつ休み?」

「あぁ、明日〜」

「はっ?!明日?」

「おぅ!いきなり決まってな〜♪」

「な、なんで言わないんだよ!」

「え?なんでって?」

「休みって分かってたら会いに行っただろーよ!」

「だっていきなりだったしよぉ、それにそんな頻繁にこっち来てたら切原だって交通費大変かなって」

「そんなん…っ!!最近会えてなかったのに!」

「わ、悪りぃ…。次!次また休みの日は絶対連絡するから!てか俺が行くし!」

「え…(嬉)///
い、いや!それはダメだ!ダメ!絶対!」

「え〜なんでだよぅ」

「危ないだろ!お前1人で長く電車になんか乗せられねぇしっ!痴漢でも出たらどうすんだよ!」

「…切原…俺、男だからさぁ…ハァ…」

「いいの!いいか?俺が行くからな!」

「はいはい」

「で?明日は何すんだよ?」

「おぉ、そうそう!明日久々にストテニ行くんだよ〜♪」

「いつものとこかー。いいなぁ俺も一緒にして〜!
……と、待て。それさ、もしかして…誰と?」

「ん?もちろん深司とだけど♪」

(ちっ…また伊武かよ…。いつも一緒にいるくせに休みの日まで、仲良すぎだっつーの)


「…も来るんだけどさ、…って切原?聞いてんのかよ?」

「あ?あぁ悪い悪い。聞いてる聞いてる」

「あー久々だから楽しみだぜ♪」

「ふぅん…。よし、分かった」

「ん?なにが?」

「なんでもねぇーよっ。じゃあもう切るな!おやすみっ!」
ピッ…

「あ、おい…!
…なんだぁ?あいつ、意味わかんねーなぁ?ま、いっか。さ、俺も寝よっと」


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