神尾受け
□『イニシャル』
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「なぁなぁ神尾知ってるか？」
「ん？なにがだ？」
「テニスの王子様ってすっげぇ登場人物多いじゃん！」
「あぁ、まぁ各校いるからかなりの数だよな」
「そんだけいんのにイニシャルが『Ａ.Ｋ』で同じやつって俺らだけなんだぜ!?」
「イニシャル？
あ〜…神尾アキラと切原赤也…そういや同じだな！」
「だろ〜？もう運命だよな♪俺と神尾は初めから結ばれる運命だったんだぜ〜」
「うぉっ!!いきなり抱きつくなよぅ！
でも…他にも一緒のやつらとかいんじゃねぇの？」
「─アーン？俺様だって一緒だろうが！」
「うわっ！あ、跡部？！どっから出てきたんだ!?」
「跡部…さん!??」
「そんなことどうでもいい。俺様だって
『Ａ.Ｋ』だろーが！」
「な、何言ってるんすか！あんたは跡部景吾で
『Ｋ.Ａ』でしょうが!!俺と神尾の邪魔しないでくださいよっ!!」
「うるせぇ赤目!!
姓と名を逆にしたらいいだろうが！」
「そしたらあんたは
『Ａ.Ｋ』だけど神尾は
『Ｋ.Ａ』になるんすよ？ほぉらやっぱり違うじゃないっすか！へっ！」
「くっ…！!だ、黙れっこのワカメ頭が！
そんな細かいことなんて気にしないのがこの俺様だ！
よって神尾は俺様のものだ！」