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□『謙也くんdie??』
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謙也くん総想われ☆

会話文オンリーでございます↓











Q.突然ですが。謙也(さん)が死んでしまったら貴方はどうしますか?


「な、なんやねん!この質問。俺死なんし!勝手に殺すなっちゅー話や!なぁ?」

「俺は後追いしますわ」

「─って答えとんのかい!光」

「俺は医学技術の未来に賭ける、やな」

「蔵まで答えんのかい!…てか、なんやねん二人とも。その答えは」

「せやから、俺は謙也さんが死んだら俺も死にますってことっすわ」

「俺は謙也の身体を冷凍保存しとって、生き返らせる方法が開発されるまで待つ」

「おぉいっ!!なんじゃそれー!二人とも無茶苦茶やんけ!光は死ぬな!蔵は冷凍すな!」

「やって、謙也さんおらんかったら俺生きていかれへんし」

「え…光…」

「俺かて謙也とまだまだ一緒に過ごしていきたいねん」

「蔵…」

「でも部長の冷凍保存はちょお無理あると思うんすけど」

「財前の後追いはちょお重いんとちゃうやろか」

「生き返らせれるかも分からんのにそれまで一人で生きていくより、死ぬときは一緒に。の方がいいっすわ」

「あかんで。謙也おらんのに俺まで死んでもうたら誰が面倒みんねん」

「面倒?なんのすか?」

「俺と謙也の子供に決まっとる…」

「──ちょお待てぃーっっ!!黙って聞いとれば何言い出すねん!
まず蔵!子供なんておらんわっ!!っちゅーかまず男やねんから無理やで!
それと光も!誰も後追いなんてして欲しく無いし!俺がおらんくてもお前は生きろっちゅー話や!」

「「え〜〜」」

「え〜〜、ちゃうわ!ったく…。何も言わんユウジを見習えっちゅーねん」

「せやった。ユウジは?どないするん?」

「…は?なにがや」

「今の話聞いとらんかったんすか?謙也さんが死んだらどないしますかて」

「ああ、それか。別になんもせんけど?」

「は?なんもせんてユウジ…後追うことも冷凍保存もせんてことか?」

「当たり前やんけ。なんでそないなことせなあかんねん。アホらし」

「うーわ…ユウジ先輩がまさかこない冷たい人やったやなんて知らんかったっすわぁ」

「ほんまやで。ユウジは謙也がおらんようなっても平気なんやな」

「て言うより、まず謙也がおらんようになんてならんし。生きとるし」

「いや、そらそうやねんけど。"もしも"の話やん。仮定や仮定」

「いや、せやから。
"もしも"でも"仮定"の話でも、謙也が俺より早く死ぬはずなんて無いやんけ」

「「え?」」

「俺だけ残しておらんようなるなんて、絶対無い言うとんねん。
謙也がそないなことするわけ無いて俺、信じとるし」

「ユウジ…」

「せやからなにもせんて話や。
─あ、小春が呼んどる!俺行くわ!こはるぅ〜……」



「…うわ、どないしよ。俺、今ちょおキュンときたわ…」

「…部長。思わん強敵がおりましたわ」

「…せやな財前。謙也もちょお心動かされとるし。
ユウジ…恐るべしやな!」

「ユウジ先輩…侮り難しっすわ!」


END♪




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なんか本当にいきなり思い付いた話。
謙也さんが皆に総想われで死ネタをギャグテイストに書いてみたらどうだろー?て出来た産物☆
サラッとユウジが美味しいとこ持ってけばイイ( ̄▽ ̄)で蔵と光が悔しがればイイ(笑)
書いてて楽しかったです。読んで頂いてありがとうございました!
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