04/02の日記
12:00
春うらら(謙光)
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「いきなり電話で呼び出した思たら…花見したかったんすか」
「まぁそんなもんやなー。むっちゃ咲いとるし見とかな損やろ」
「まぁ満開っすね。それにようこんなええとこ知っとりましたやん、謙也さんのくせに」
「くせに、てなんやねん!そんなこと言う子には善哉やらへんぞ!」
「善哉買ってきてたんすか?それならはよ言うて下さいよ。
…さっすがー謙也さん、俺ちょーど花見したかったんすわー」
「棒読みで褒めてもろてどーも。ったく…まぁええわ。ほれ」
「あざーっす。…お、うま」
「食うの早っ!ほんまお前は"花より団子"っちゅーやつやな」
「謙也さんかてアイス食うとるし。"花より団子"やないすか」
「ちゃうでー俺は」
「ほななんすか。ほんまに花だけ目当てで来たとでも?」
「いや、それもちゃうけど」
「じゃあなんやねん」
「俺は─、
"花より団子より光"やで?」
「は…」
「ほんまは花も団子もどーでもええねん。光に会いたかったから呼んでんけど。あかんかった?」
「……」
「光?善哉こぼれそうやでー?」
「〜っ…あ、あんたは」
「へ」
「…こっんの、アホが!!!」
「ええぇっ!?」
(いきなりそんなん反則や!)
天然タラし謙也さん。
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