流星の双子

episode 3
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氷原に消える…



「何、あの光?」
「観測霊か…。見るな、気取られる」



何で見えんだよ!?
契約者になる前兆みたいな感じで、見えるようになるのか?
あるいは対契約者兵器辺りから、もう契約者になってたとか。
あるいは…やっぱ蘇芳はドールなんじゃないの?

妄想は控えめに。




さて。攻防戦の開始です。
能力を使えなくなった黒。
ちょっとした動きでそれを表現しちゃうんだよね。
すげーなぁ…。


「マオ。この子を頼む」
「頼むって…おい黒!
えぇい、知らねぇぞ、もう!」



愛しのマオが万を辞して登場だぁい☆
かぁいいな、もう☆(きも


「それでいい。黒が囮になって、引っ掻き回すはずだ」


マオの言葉に、意外そうな表情を向ける蘇芳。
そりゃそうだね。
第一期の時から、黒の行動はいつだって、周りの奴らを疑問の渦に巻き込んでたしね。




あ、ラブリーちゃんハンターのおじさんが、笑えないジョーク飛ばしながら電車運転してるよ。(笑
弦馬さん…派手なのがお好きなのかな。
葉月さんのスマートな戦闘スタイルに比べると…余計に。
いや、しかし列車が吹っ飛ぶトコとか、すごく迫力あって良かったなぁ。





さて、ニカの最期が迫って参りました。


「一緒に、帰ろう…ターニャ…」


あぁ…なんて健気なニカ。
そんなニカに対しての容赦ないG様攻撃。
…本気でターニャが嫌いになりそうです。
そのうちニカを殺してしまったことを後悔する日が来れば良い。
てか、来い。

ニカ…ご冥福をお祈り致します…。


「目覚めたよ」 「始まるね」
「終わりが」 「始まるね」 「…始まるね」

「契約者なんか…みんな、死んでしまえばいい」



ターニャがニカの命を奪ったことで、契約者として目覚めてしまった蘇芳。
…魔法少女だねぇ。どでかい武器出てきたし。
身体の小さい女の子が振り回すような武器じゃないから、ギャップがあって何か好き。
闇雲に撃ちまくって当てるタイプではないから、狙って撃つ=死ってのがすぐに結び付く。
蘇芳にとっては身近な武器だったんだろうけど、逆に過酷な武器とも言えるのかなぁ。

契約者なんか死ねば良いと思って発動した力。
でもね。それって、君が守ると言った、紫苑も含まれてることになるけど分かって言ってるのかしら。
殺すのも殺されるのも嫌だと言った蘇芳から、こんな言葉が出るとは…。
でも、本当は殺したくなんてない。
だからこその、あの涙なんですね。
黒、良く止めた。君はえらい。(笑
すごく複雑で悲しそうな顔してましたね。
何を思っていたんだろう…。




「名前は」 「…ジュライ」
「おい黒、そいつは…」 「…来い」



わお、チームが出来た!
独りぼっちになったジュライがどうなるのかと思っていたら、こうなりましたか。
これで第一期のようなチームが組み上がったわけだ。

しかし、何故ジュライは蘇芳に力を貸したのか。
ドール達は、契約者や人間には分からない何かを、知っているのかもしれない…?
どちらにしても、ジュライが彼の意志で蘇芳に力を貸したのなら、それは彼に心が宿っているということ。
第一期の時から、彼は「仲間」を意識する子でしたから、仲間を求めたわけですね。
それが三号機関やFSBでなく、黒たちだったというところに、彼の強い意志があった、と思いたいところです。



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