☆のべる
□センパイの
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今日はベルセンパイの誕生日。
好きで上手になった訳ではない料理も
この時だけはできてて良かったと思える。
センパイには来るように言ってある。
用件は言ってないけど。
だって言ったら面白くないでしょ?
センパイの誕生日なのに任務を入れるアホのロン毛隊長を絞めたくなる。
もうすぐ帰ってくる時間だ。
部屋も片付けて準備万端。
「早く来ませんかねー?」
「フラン、いる?」
ドア越しに聞こえたベルセンパイノ声。
ミーは静かに居ない風を装います。
「・・・・・・。」
「どうせカギ掛かってんだろ?」
ゲシゲシとドアを蹴る音が聞こえる。
こんなとこで壊されちゃすべてが水の泡になりますー。
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