☆のべる
□忘れ去られてゆく
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「もう、ミーは無理です。」
「何言ってんの？」
「生きてられないんですよ。」
「なんで？」
「それは、もう代わりでいる必要がないからです。」
「フランはフランでしかないだろ？」
「それでも戻ってくるんです。」
「だってマーモンは死んだハズで・・・。」
「それが死んでなかったんですよ。」
「嘘・・・だろ・・・。」
ほらね、言うと思った。
「マーモンが・・・死んでない・・・。」
「どうですか？戻ってくるんですよ？いいことじゃないですか。」
だから、もうミーはここにいる意味がないんですよ。
「そしたら、どうなんだよ。」
「どうなる。って、サヨナラですよ。」
平然を装って言ったつもりなのに、涙が溢れこぼれる。
「沢田綱吉が白蘭を倒すと決めた以上、過去から、未来から、変わるんですよ。
だから、記憶には一切残らず。もう・・・会えな・・・」
「う゛ぉぉぉぉい！そこでなにしてやがる。お前ら仕事はいってんだろぉ！？」
「あ・・・うん、今行く・・・。」
「ベルセンパ・・・」
何も聞こえていないのだろうか。立ち止まることもなく部屋から出て行った。
もう、終わりなのかもしれない・・・・・。
→独り言