闇の黒蝶
□出会い
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「ぎゃあ」
ぐしゃっ
「―――うえっ」
ぐしゅ
「たっ助け――――」
「ごめんね?」
ボキィ
レイは目の前の人たちをちゅうちょなく殺していた。
瞳は悲しい色をしていて、本望で行っているわけではない。
「…。」
これは仕事。
レイは暗殺者だ。
それもそこら辺にいる暗殺者とは格が違う、一流の暗殺者である。
でもレイはあまり殺しが好きではなかった。
もともと優しい性格なため、そういうことは
あまり好きではない。
始めてこの世界に来たときは、人を殺す事さえためらった。
今は…もうそんなことは思わなくなったけれど。
レイはこの世界の人間ではない。
時空を超えて―――まぁ世にいうトリップというやつだろう。
ハンターxハンターの漫画があって、それでなんか知らないけどこうなったわけだ。←
トリップしてきたといってもお金ないし、なんとか稼ごうとしてがんばった結果がこれ。
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