闇の黒蝶
□ゾルディック家
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「んじゃ、開けてみてよ」
「…はぁ〜い」
レイは大きく深呼吸をすると、扉に手を突く。
そして、力いっぱいそれを押した。
「ふんがぁー!!」
どーーん!
うがッ!?
突然扉が開き、驚くレイ。
扉は最後までは開かなかったものの、後一つというところまで開いていた。
それを見ていたイルミは楽しそうに頬を緩める。
「うん。合格」
「ちょっこれ本当に重いんですけど!!」
「ご苦労さん」
そういってイルミはレイがあけた扉の横をすり抜けていく。
「ちょっ、なんでココ通ってるの!?」
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