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□嫁修業①
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レイ、レイ…
｢う…ん｣
だれ…?
あたしを呼んでる?
｢レイ｣
あ、イルミだあ。
このアルトの美声にハスキーなしゃべり方。
なんど聞いても最高だわ。
｢レイ、起きて｣
｢…ん。もうちょっとー…｣
イルミが起きてって言ってるけど眠いんだもん。
あともうちょっとだけ寝させて…
｢レイ…
起きないと犯すよ?｣
ガバッ
｢おおおおはようございますイルミさーん!
今日もいい天気ですねーそーですよねー起きましたよあたしっ!
だから…どいてっ!!｣
イルミは片腕を抑えてレイを押し倒している。
ちょっ…これはやばいって!!
ドキドキして心臓とまりそうだしっ。
第一こんな美顔至近距離で見たら誰だって死ぬでしょ!
真っ赤になりながらそう言うレイ。
その言葉にイルミは舌打ちすると立ち上がった。
｢ボソッ…後ちょっとだったのに｣
｢聞こえてるよ!?｣
そんなこんなで始まりました。ええ始まるんです。
幸せな朝。
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