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□8ー1・5
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とか内心思っていてもトゥイークが納得しやすいように言葉を選ぶ。
「だろ?…俺もトゥイークが怪我するなんて耐えれねぇ。トゥイークにもしもの事が有ったら嫌だからあの日はトゥイークを誘わないでジミーを誘った」
悲観的な事を考えて震えてるトゥイークの顔あげさせる。
顔を上げさせるとトゥイークは潤んだ瞳+上目使いとか必殺コンボで俺を見つめてくる。…やべえ…超かわいい(本日三回目)
「…クッ…クレイグ…そんなにボクの事を考えてくれてたの…?」
もう一息だ。小さく息を吐き出来る限り優しいトーンで話しかける。
「……仲間はずれにさせちまってごめんな?」
優しく頭を撫でてやった後に額にキスをしてやる。
ここまでくればトゥイークは機嫌をなおしてくれる。
その証拠にさっきまであんなに怒った癖に今はこんなに嬉しそうな笑みを浮かべて俺に抱きついてくる。こんなに騙され易いと悪い奴(例:あの四人組)とかに酷い目に合わされそうで心配だぜ。
「クレイグ…僕クレイグの気持ちも知らないで冷たい態度したりしてごめん…っ…」
「別に気にしてねえよ」
本当は思いっきり気にしてたけどカッコ悪いから言わねえ。