SP

□初めてのチュウ
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「……どうにかしてスタンとカイルがキス出来ないかなぁ…」

「ほっとけよ」

「でもカイルはもの凄く悩んでるんだよ?もしクレイグが僕とキスしたくても出来なかったらどうするの?」

「…無理。1日最低10回はしねえと死ぬ」

うわぁ…何こいつ…本当にウザいんだけど!1日10回もキス出来れば充分じゃないか…って1日に10回以上もキスしてるとかどんだけ!?もしかしてクレイグってキス魔?

「でしょ?僕だってクレイグとキスしたくても出来なかったら辛いもん…。だからさスタンとカイルがキス出来るような方法考えようよ?」
「チッ面倒くせぇけどトゥイークが言うなら仕方ねえな」


いちいち癪に障る事ばかりいいやがってクレイグのやつ!

「おっ良い案浮かんだ」

「何何?!」

「キスしようとしてゲロ顔にかけられてもそのままキスしちまえよ」

DUDE!全然いい案じゃないじゃないか!
「僕そんな趣味ないよ!クレイグは吐かれてもそのままキス続けられるの?!」
「トゥイーク相手なら超余裕」

「アッ?!…クレイグ…嬉しい!(キュン)」

あー聞いた僕がバカだった。本当トゥイークの事なら何でもOKなんだから!しかもすぐイチャツくし。


「アッ…!…で…でもクレイグの案じゃないけど吐かれても我慢して何回かキスしたら耐性ついて普通にキス出来るようになるかもよ?」


「そっそうかな…」
「僕も最初はキスとか恥ずかしくてなかなか出来なかったけど…何回かしたら慣れてきたし…」

「でもそれはトゥイークの場合だろ?」
「アッ…!じゃあ吐かれるのが嫌だったらスタンに目隠ししてその隙にキスしちゃうとかはどうかな?目隠してたらそんなに緊張しなさそうだし…」


「でもそれじゃあムードが…」
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