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□初めてのチュウ
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「アッ!まっ待って!!やだよクレイグ!そっそんな人前でキスなんて恥ずかしいよ!こんなプレッシャー耐えられないっ!!」
さっき思いっきりキスしてたと思いますが?
「…トゥイークは俺とキスするの嫌なのか?」
うわぁわざと寂しそうな顔しやがったよこいつ。
「あぅっ…クレイグとキス嫌じゃないし…むしろ好きだけど…でも…っ」
あーあ寂しそうな表情にトゥイーク騙されてるし。
「あんな奴ら気にするから悪いんだよ。居ねぇと思えば全然平気だろ?」
「う…うんっ…がっ頑張ってみる」
「ほら早くやれよ?」
「ちょっとスタン!二人を煽ると面倒な事になるから辞めななよ!」
「…っ…うぅ…恥ずかしいようっ…」
「…トゥイーク…顔上げねぇとキス出来ないだろ?」
耳まで真っ赤にしてるトゥイークの顔をあげさせて軽く抱きしめた、微笑んでクレイグはキスをしだした。
えっ!?クレイグってあんな優しい表情とか出来るの!…知らなかった…。
にしても触れるだけのキスとは言え何回もしすぎじゃないですか?なんかトゥイークからもクレイグにキスし出したし。
あーあースタンが余計な事言うから二人がイチャイチャし始めたし。
スタンも自分たちの前でキスしたりいちゃいちゃしてる二人に呆れて眉間押さえてるし。
いちゃいちゃするのがわかってたから止めようとしたのに!煽ったりするから。全く…少しは考えて発言して欲しいよ。
にしても二人とも慣れてるなあ。トゥイークなんて最初恥ずかしがってたのにいざキスすると超ノリノリで自分からも可愛くキスしてるし。
「どこぞやの優等生様は人前で恋人とキスも出来ない腑抜けだったとは知らなかったぜ」
キスを止めたクレイグが意地の悪い顔してスタンを見つめた。しかもトゥイークの腰に手回したままのいちゃついた状態で。
ああもう嫌だこいつ。今刀有ったら間違いなく刺してるよ僕。
「俺だって人前でカイルとキスぐらい出来るさ」
「ハッ、弱虫プッシーなスタンが出来る訳ねえよ」
「キスぐらい出来るって言ってるだろ!ただ俺はお前と違って欲求不満を恋人にぶつけてねぇだけなの!」
「…出来もしねえ事は言わない方がいいぜ。後俺が欲求をトゥイークにぶつけてるだけとか下らない冗談もやめて貰いたいんですがね?」
「クレイグもうやめなよ!」
「そうだよスタンもムキになり過ぎで全然らしくないよ」