SP

□螺旋1
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その優しい声にどうして良いか分からない僕を見てスタンは優しく微笑んで僕の背中を撫でてくれた。

それが優しくて温かくてママ見たいで我慢出来ずに僕はスタンにぎゅっと抱きついて泣いた。

学校でこんな所見られたらゲイとかスタンと出来てるんじゃないかとか言われそうだけどそれでも良かった。

今はスタンの優しさに甘えていたかった。

僕が泣いてる間スタンはずっと背中を撫でてくれて僕を落ち着かせようとしてくれた。

暫くたって僕が落ち着いたのがわかるとスタンは僕から離れて

「帰ろうぜ」
って言って笑いながら僕の手を引っ張ってくれた。



スタンは僕がどうして泣いていたのか敢えて聞かないでいてくれてバターズやカートマンの失敗談を教えてくれた。

スタンと二人で歩いてる所を誰かに見つかったらどうしようかと思ったけど誰にも会わなくて僕は安心した。もし見つかったら気まずいことこの上なかったもん

バターズの悲惨な話を聞いて僕も後釜になってた時期があったから他人事とは思えなくて話を聞くたびに怖くなった。

「僕が後釜になった時は本当に運がよかったのかも知れない」

気が付いたら僕はそうて思わず呟いていた。

そうしたらスタンは
『トゥイークはバターズと違うから大丈夫だよ」って優しく笑ってくれた。

でも何がどう違うんだろう?
僕もバターズも金髪だしケニーの後釜で一緒に行動してたし…


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