SP

□螺旋1
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スタンの家ではギターヒーローを一緒にやってたりオカマゲームスフィアをやったりおやつをご馳走になったりヒーローごっこしたりして遊んだ。

スタンはクレイグと違って優しくてよく笑ってくれ一緒にいて本当に楽しかった。


二人だけで遊んでる時に相手が楽しそうにしてくれるのって何時ぶりなんだろう…




楽しい時間はあっと言う間でふと時計を見たらもう19時になってた。


楽しかったけどそろそろ帰らないとママとパパが心配しちゃう…

僕は時計をみた後立ち上がりスタンに帰らなきゃって伝えようとした。

「…せっかくだからこのまま泊まってけよ?」

でも立ち上がろうとした手をスタンが掴んでこう言ったんだ。

思いがけないスタンの言葉に一瞬目が点になった。まさか泊まってけなんて言われると思わなかった。

「アッ!僕寝る時の服とか着替え持ってきてないよ…それにいきなり泊まったりしたらスタンの家族に迷惑かけちゃうよ!」

それにママやパパだって心配するかも知れないし…

「服ぐらい貸してやるし、それにママに聞いたら泊まり大丈夫だって言ってくれたぜ?」

「でも…僕の親がどう言うか…」

「じゃあ電話してOKか聞いてみればいいだろ?もしトゥイークの親が誰といるか心配してるなら俺かママが電話でて安心させるし」

僕の家って過保護って思われてるのかな?…うーん確かに過保護だとは思うけど…

「ほら電話かけてみろよ」

スタンが電話の子機を貸してくれたので僕は恐る恐る電話を掛けてみる。ママが泊まりOKしてくれればいいけど…


「あっママ?」

「あらトゥイークどうしたの?」

「今スタンの家で遊んでるんだけど、もう遅いし暗いから今夜は泊まってけってスタンが言ってくれたんだけど…泊まっても大丈夫?」

「まあ本当?マーシュさんの家なら大丈夫そうだし楽しんでらっしゃい、あっお土産とか服は後で私が持っていくから」
「本当?!ママ有難う!」

てっきり駄目だって言われると思っていたから思いがけない言葉に僕は嬉しくなって僕はスタンの方をみて笑顔になった

「トゥイークどうだった?」

「OKだって!あ…それと後でママが着替えとか色々持ってきてくれるみたい…」

「…良かったじゃん!って言うかお前んちって過保護だよな」

「あははは…(僕もそう思う)」


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