LONG DREAM-Shine-
□４
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彼女ははじめ、ジェイドを尋ねてきた。
パニール｢あのー、ジェイドさん。
お客さんがお見えになってますけれど。｣
ジェイド｢私にですか？｣
ロアと共に依頼を受けたので、ホールから甲板へ移動する。
そこにはジェイドとチャット、それから見慣れない黒髪の女の子。
女の子｢じゃ、本国へは戻られないんですかぁ？｣
ジェイド｢はい。
敬愛する皇帝陛下へは、懇切丁寧に文書で説明しましたから、大丈夫ですよ。｣
女の子｢んもぉ〜、大佐☆
私をお側に置いてもらわないと困っちゃいますぅ。
なんたって、アニスちゃんは大佐の部下なんですから！｣
ジェイド｢あなたには本国で情報を集めるという仕事があるでしょう。｣
女の子｢その情報を持って来たんですから！
お仕事忘れていませんよ、偉いでしょ♪｣
ツインテールの女の子は真剣な顔をして情報とやらをジェイドに話す。
女の子｢実はですねぇ、ナパージュという村でマナではない代替エネルギーが普及し始めているみたいなんです。
確か、｢ラルヴァ｣とかいうエネルギーらしいですよ｣
ジェイド｢それは興味深いですね。
ぜひとも詳細を知りたいものです。｣
というジェイドたちを見ていたチャットがこちらを見る。
｢行こう、ロア。｣
ロア｢うん。｣
チャットとロアと一緒にジェイドと女の子に近づく。
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