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□千の闇と一の希望 第一話
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銀さーん。まだ寝てるんですか?
今日ごみ捨ての日でしょ」



万事屋に出勤してきた新八が叫んでいる。



銀時はのそのそ布団から這い出してきて、

「新八ィ〜???」


と寝ぼけた声を出した。



神楽も起きだしてきて、「何アルか」と
言った。



そのときだった。


突然、目の前が眩い光でいっぱいになった。


「エ!? 何ですかコレ!」

「何って・・・・・・分かったらとっくに言ってるわ!」

「江戸滅亡アルか!?」


驚く銀時たちの前に、

人間とおぼしき3つの影が降りてきた。

「エエエエ!? 何ですかァ! 天人!?」


「・・・・・・何処だ? ここ・・・・・・」

「家の中のようですけど・・・・・・」

「ていうか、ツナと獄寺?」

「その声・・・・・・野球バカか!」


現れた3つの影は、ツナと獄寺と山本だった。



「だ・・・・・・誰ですか!?」

「オウオウてめーら、勝手に人ん家は入って来てんじゃねーよ。
質の悪いヤクザかコノヤロー」

「いや、そこじゃないでしょ! まず、突然
マジシャンみたいに現れたこと突っ込みましょう!」


銀時と新八がそんなやり取りをしている間に、広がっていた光は全て消えた。


そして、銀時たちの前に謎の中学生3人組が現れた。
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