万高真ん中バースデー2010

□わざと
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B泣いてみる


その時、ポロ…と高杉の瞳から涙が溢れ落ちた。

「―晋助っ?!」

驚いたのは万斉で、慌てて高杉に走り寄る。

「ど、どうしたのだ?一体何があったんでござる?!」
「……なんでも、ね…」

ぎゅっと抱き締められて、万斉の腕の中で高杉はひとりほくそえむ。
懐には目薬が…


ちょっと、驚かせてみたかっただけだ。
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