万高真ん中バースデー2010
□万斉のバイクで…
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Aまさかガス欠とは
…ガ、ガガ…ガッ…プスン…スン…スン…
「……やはりもたなかったか…」
万斉は大きなため息を洩らした。
時間は深夜零時を回っていたのもあるが、一秒でも早く戦艦に戻りたくて万斉がメーターを気にしつつも24時間営業のスタンドを通り過ぎたのは5分ほど前の事…
ここからだとスタンドに戻るのと、戦艦に帰るのとではどちらが早いか…と言うところだろう。
「どうしたものか…」
此処で思案していても仕方がない。
ポケットの中を上から確認して万斉は歩き出した。
バイクは後で回収すればいい。