リリィ
□女装度1
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「早乙女リカコさん、オレ3組の篠原苑っていいます良かったらオレと付き合ってもらえませんか?」
これは夢?
びにょーーん
「えぇ!?だ、大丈夫?」
「めっちゃいたいです・・・」
夢じゃないです
まさか
こんな
理想を絵に
描いたような人に
告白されるなんて
嬉しいです!!!
『あっ私で良かったら、宜しくお願いします!!』
「え!!いいのうれしい!!」
ドクン
早乙女リカコ(15歳)
高校入学一ヶ月にして
初めての彼氏が←鈍感だったから
出来ました!!
『(でも篠原ってどっかで聞いたことあるようなです?、誰だっけ)』
まっいいかです
「あ、リカコどこ行ってたの?」
『皆聞いて聞いてです、私彼氏できちゃったです!!、3組の篠原さんて人です!』
ガタ
「3組の・・・篠原・・・・・・?」
「って」
『?』
「あの女装野郎!?」
お
思い出したです
篠原苑
正真正銘の
男だけど
入学以来ずっと
女装で通学し続けているという←私も人の事言えないです
筋金入り女装さん!!
「篠原だ」
「今日もかわいいな・・・」
その素顔を
知る者は
誰一人いないというです・・・
『(まさかあの人が篠原さんだったのですか、私と同類の人いたのですね)』
「あ、早乙女さーーん」
『篠原さん!』
「さっきはありがとう♡これからよろしくね!!」
「なんだ苑彼女で来たのか」
えへっ
「さっき告白して付き合うことになったんだ」
『(私でいいのかな?)』←のんき
ざわざわ
「え?彼女?篠原ってそっちなの?」
「つーかどっちが彼女?」
「あの娘が実は男とか」
『(不安に・・・)』
「えぇっ!?、やっぱり付き合えないって・・・なぜ!?」
『なぜって貴方が女装しているからです^^;』
「ええ!?、え?女装の何が悪いの?こんなにかわいいのに・・・」
『世間体です』←人の事言えない;
「(世間体!!)」
『一回付き合うって言ったのに申し訳ないんですけど、私あの時の女装の人とは気づいてなかったです、でも今まで男の子と付き合ったこともないのに初めての(?)彼氏が女装癖なんて少し重いです!!』
「そ・・・そっか・・・」
『ごめんなさいです・・・(>_<)』
「わかった」
『え?』
「オレ女装やめれるように頑張ってみる!!」
『いいのですか?』
「もちろん!!、だってオレ早乙女さんの事本気で好きだから一緒にいられるらな何だって出来ると思うんだ」
ドキ・・・ン
『(篠原さん・・・)お・・・男の子の篠原さんに言われたかったです・・・・・lll』
「ごめん・・・」
「と・・・とりあえず放課後男装に着替えてくるからさ一緒に帰ろ」
『(か、彼氏と一緒に下校初めてです!)』
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「お、お待たせ」
『(凄くカッコイイです!!!)だれも気づきませんね』
「見せたコトないもん」
『・・・篠原さんてどうして女装しているのですか?、私に告白してくれたって事は男の子を好きになる訳じゃありませんよね?、かと言って女の子に成りたい訳でも無さそですし』
「うん・・・」