リリィ
□女装度2
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みなさまこんにちわ!
早乙女リカコです!
今日はなんと篠原君と
初デートです!!
「(ふふふー♪彼氏と待ち合わせ憧れていたのです♪)」
「早乙女さーん」
「あっ!」
「(まあ)」
「お待たせー♡」
「(彼氏はこんなんですが・・・(^_^;))」
「えっ? どっどうしたの!」
「ううん、何でもないよ^^」
「そう?」
「(そう)」
「でも今日すごくかわいいく出来たと思わない? 初デートだから気合入れちゃった」
「(私の彼氏は女装が趣味なんです、身も心も完全に男なんですけど)」
「かわいいー」
「あの子達すげーかわいい」
ピク
「うるっせ――男共散れ!!! てゆーか死ね!!」
「!」
「(とにかく尋常じゃない男嫌いです、女の子が好きなあまり女装しているという変な人です)」
「ま、オレはかわいいから仕方ないけどね!!」
「(まあ私も人の事言えないですが; 本当はどっちでも篠原君ですから良いですけどね(^_^;))」
「早乙女さん私服もかわいいね」
ドキン
「有り難うございます!(良かった^^)」
「(それにしてもホントに女装の
クオリティー高いです)」
「どこ行こっか」
じっ
「(こんなかわいいの毎日鏡で見てる人がなんで私を好きになってくれたのでしょうか)」
「・・・・・・」
ふ
「ひゃあああああっ」
ド――ン!
「ななな何するのですか!?//////;」
「え!? だってすごい見てたからキス待ちかと思って・・・・・・」
「ち!! ちちち違いますよ!!」
「そんなにオレとキスすんのイヤ?」
グス
「あ・・・・・・あのヤな訳ないです! そのキスはですね、した事無いので恥ずかしいのです!!」
「早乙女さん・・・」
「でも、でもですね、女の子の状態でさすがに嫌です!!」
「おおっと;」
「一生の思い出で大切ですよ!」
「わりと萌えない? 男がいないぶん・・・」
「萌えないですよ!!! とにかくキスとかですね大好きな男の時の篠原君としたいです・・・・・・///」
「じゃあオレ男に戻る!! 今からオレんち行こ!!」
「え? でも今日折角女装かわいくできたんじゃ・・・」
「オレだって早乙女さんとキスしたい」
「//////」