セキレイ二次

□くーのいずもそうたんけんA
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くーはいま、いずもそうをたんけんちゅうなんだも。
まーちゃんがおしえてくれた、ひみつのみちをとおって。
つぎはだれにあえるのかなぁ?


たたたたたたっ
「おそうじおそうじー!」
体力と元気が自慢のセキレイ、結は2階の廊下に雑巾をかけていた。
たった今通った廊下を振り返ると、それは陽光を反射して鈍く輝いていた。
これなら大家さまからも合格点をもらえますね。
そう考えて、彼女はにっこり微笑む。そのまま、自らが磨き上げた床に目を留めていた。
白く光っていた床に、突然として異なる色が混じる。それは暖かな昼下がりの光をそのまま切り取ったような黄色。
あれ?結のお掃除道具でこんな色のもの、ありましたっけ?
しかもさっきから、視線を感じるような・・。
結は不思議に思い、視線の元を探す。辿った先には、出雲荘で最も小さな住人の顔が見えた。
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