もう一度最初から
□初めまして
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ダンッと勢いのある音を立ててドアを開けて入って行く。
『セーフ!』
“ワン!”
「いや…アウトだ!このバカ!」
雅の後ろから声が聞こえてあまり振り返っりなくなかったが恐る恐る振り返った。
すると…そこにいたのは……
『げっ!てっ店長!』
店長は口元は笑っているが目が笑っていなかった…
俺はそれを見て焦ってビックリした顔をしていた。
「まったくおまえ25だろ!いい大人が遅刻とは何事だ!おまえには特別…「はいはい!ストッープ」
助け船を出してくれて説教をぶった切ったのは…
店長の奥さんで美希さんだった。
「今説教していると開店時間が過ぎちゃうよ!」
「しかし…!」
美希さんもさっき店長がやった笑顔をしている…美希さんの方がものすごく恐い。
「あなた…♪」
「はい!すみませんでした…」
あの店長が黙ったぞ!
さすが美希さん!と目をウルウルとして美希さん訴えて見た。
美希さんは笑ってピースをして雅を見た。
「とにかくだ!早く持ち場に行けー!」
店長がまた怒りだしたので雅は急いで持ち場に行こうとした。
『はい!』
“ワン!”
「やっと終わった〜!」
休憩室やら着替え室に使っている部屋で着替えてながら言った。
隣には友達の菜々美ちゃんが着替えいる。
「そうだねー…あっ!そういえば今日雑誌に櫻井翔くんが出でだよ!」
雅はわからないのか目が点になって首を傾けている。それを見て菜々美がビックリしたのか
「えぇだって!翔くんのファンだったじゃん!?私はニノだけどね。」
『へぇー…俳優さん?』
「嵐だよ!覚えてないの!雅ほら見てこれ!」
菜々美が雑誌を雅に渡して櫻井翔という人のページにした。
『いや…まったくあっ!かっこいいね。』
普通の反応して菜々美がハァー…とため息をした。
サクラも見たいのか雅の足の周りをぐるぐる回っている。
雅はサクラにも見られるようにしゃがんだ。
『はいサクラ!』
サクラも同じなのか尻尾を振っている。
“ワンワン”
『お♪サクラ気に入ったんだね。』
「でも…やっと活動したんだ。」
菜々美は暗い顔をした。
雅とサクラは不思議だったのか…
『何かあったの?』
“ワンワン?”
「あのね…嵐のメンバーの相葉雅紀くんが事故に遭って……『死んでしまった…』
そうだ…俺は死んでこの体に!
俺メンバーだったんだ…
菜々美はコクッとうなずいた。
「メンバーの皆元気がなくて…1番心配なのは翔くんだよ……翔くん今病院で治療していて…」
『どうして…病気だったの?』
“ワン…”
「死にかけたんだ…」
『そうだったんだ…』
「今やっと復帰したんだけど…やっぱ元気がなくて…」
…何やってるんだ…
こんないいメンバーの人達に囲まれてるのに…
「雅!やっぱ知ってるんじゃん!泣いてるしね」
“ワン…!”
『えっ…』
雅はわかっていなかったのか涙が出ていか手を頬っぺたに触れてみた。
急に泣き出して菜々美とサクラは焦っている。
『何で…?』
でも懐かしくて悲しいくて泣いてしまった。
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