もう一度最初から
□プロローグ
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“えぇ2人とも無事よ。でも運転手の人は左手が折れたけどね…”
俺は安心してもう犬の頭を撫でた。
“変な人間!まぁいいか本題に移ろうよ♪”
猫は彼女の肩に前足を置いた。
“そうね時間もないし…”
そうだよね…俺死んだから天国か地獄に行かないといけないよね……
『ねぇ?俺は天国と地獄どっちに行くの?』
彼女は目をぱちくりとして猫は笑い出したのだ。
俺も彼女達の表情にビックリして目をぱちくりした。
“ごめんごめん、私達は天使でも死神でもないの…けど私達は仕事であなた………相葉雅紀さんに試練を受けていただきたいんです”
『えっ…でも?』
“君はまだ本当は死ぬはずじゃなかったんだ…手違いがあったんだけど天使と死神はそれ隠そうとして君を連れていこうとしたんだ…”
『えぇ!死神はともかく天使はダメでしょ?』
彼女達は申し訳なさそうにしている。
“ごめんなさい…私から謝るから許して下さい!”
と言って彼女は頭を下げた。それを見た猫と犬は悲しいそうだった。
『いやいや!いいよ気にしないでよ!でも試練って何をしたらいいの?』
そう言うと彼女と猫は嬉しいそうだった。
“ありがとう…じゃ試練の内容を発表するね?”
よーし♪頑張るぞぉ
『はい!お願いします。』
“あなたには2つの試練を受けてもらいます…1つ目はまた生まれ変わりあなたの大切な人のことを思い出してもらいます。”
『生まれ変われるの?』
“あぁ…そうだけど……君の魂が入れる体は女の子なんだ…でも君の大切な人のと今私達と私が話した記憶は消えているけど、他の記憶はあるから安心して期限が5ヶ月だよ”
『その期限に成功しなかったらどうなるの?』
“君は消えてしまう…君を巻き込んでしまって本当に申し訳ないと思っているんだ…”
猫がショボーンと耳と尻尾が垂れ下がった。
『俺頑張るよだから大丈夫♪2つ目の試練って何?』
“やっぱり変な人間だね…”
猫は嬉しいそうだった。
『そうかな?』
“まぁ…そんなに緊張しなくても大丈夫だよ、さぁお茶の準備出来たし飲も♪”
彼女の声が聞こえた方を見るとさっきまで無かったはずのテーブルやらイスが準備されていた。
俺はポカーンと固まっているとお茶が準備されているところまで彼女が俺の背中を押してイスに座った。
“ほらほら♪紅茶にするコーヒーにする?”
『紅茶でお願いします…』
“俺ミルクね!”
猫が言って犬も同じなのかワンと吠えた。
“了解です。”
猫と犬は嬉しいのかぐるぐる巻きと走り回っている。そんな光景を見て癒されたのだった。
“はい紅茶!あとおやつはショートケーキだよ”
彼女は俺に紅茶を渡して次に猫と犬にミルクを渡している。
『いただきます…』
お茶を1口飲むと俺はさっきまでの焦りと不安が少し無くなっていてホッと一息入れた。
『美味しいです♪』
彼女は嬉しいそうな表情になった。
“本当!嬉しいまだおかわりあるからね”
『はい!』
俺は紅茶の時間を楽しんだのだった。
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