もう一度最初から
□もう笑うしかない
3ページ/4ページ
『えっ…櫻井さん!ちゃんと見て!いじめられてるよ』
「本当ですよ!いじめてあげてるんですからね」
『えっ!何でそんな上から目線なの!』
「本当のことじゃないですか♪」
『いじめてって一言も言ってないよ!』
そんなやりとりをしていると
「まぁまぁ…ニノあんまりいじめちゃダメだよ?」
「ハーイ」
雅はムスッとして、口を膨らましている。
「さっきぶりかな?」
雅は急に話しかけてきてビックリしたのか
『ふぇっ!はい!』
うー…緊張してしまう
「ごめんねさっきは…」
櫻井さんは申し訳ないといった顔をした
『いっ…いいえ私の方こそ忙しいのにごめんなさい』
キャー櫻井さんと喋ってるよ〜…
「俺と翔さんとの差が激しいと思いますが…」
『あれ?そうですか』
と私はおどけたように言った。
「まぁ…ここで喋っていたらまた面倒くさくなるので控え室に戻りますか」
「そうだね」
そう言って俺達は控え室に行く
「あーぁ…」
菜々美ちゃんがぼーとしている
このところを店長に見られたら怒られそうだ…
昨日のあの後はいろいろとコンサートの準備などがあるのでお話しがあまり出来ず、コンサートを見て帰ったのだ
コンサートで踊っている姿を見てやっぱり遠いと思ってしまっていた…
「はぁ…二ノに会えたのに…」
サインが欲しかったらしく凄くへこんでいる…
うーん…何かつかめたら良かったんだけど何にもなぁ、ただ櫻井さんがかっこいいしかつかめなかったし…
“ワン…”
それに桜もため息をした…皆心残りがあるんだね
あーうーライブ行ってみたけど全然だめだった…
まぁ、次があるか!
よし、頑張りますか!
カランッとドアのベルが鳴り振り向いていつもどおり挨拶をしようとしたが
「『いらっしゃいまっ…!』」
雅や菜々美はビックリしたなぜならば、嵐の大野と二宮が居たからだ
「雅ちゃん来ちゃった♪」
「変な顔してますよ、ぷっ!」
大野のはヘニャと笑い隣にいる二宮は私達のビックリした顔が面白いのか笑っている
“ワン♪”
と吠えてサクラは二宮、大野の近くに行った
「サクラちゃん久しぶりだよねぇ〜」
今パンやケーキを買いに来ているお客さんは叫んでしまっている…
何で変装して来なかったんだよ!!
END
.