シリーズ

□伊達家の場合
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「なー梵」
「ah?なんだよ」
「今日は名無ちゃんのとこ行かないのか」
「見たら分かるだろ。この紙の束を、行けねぇ」
「終わってからでいいから行ってやれよー」
「Why?」
「たぶん、梵にとったらいいものが見れる」
「はぁ?」


夕暮れ前、成実の言ったことを思い出しながら、布団の中もとい俺の腕の中ですやすや眠る名無を見る。
普段、あまり甘えたりしないこいつがあれだけ取り乱して泣き顔で甘えてきたのはかなりキた。

「shit…据え膳つーのはこう言うことなんだろうな…」

寝る前の普段つける敬語も外して礼を言ってきた名無を思い出して、今度から名前で呼ばそう。と決意して政宗も瞼を閉じた。



――――――――――
あとがき

政宗そこかわれ\(^p^)/←
普段が愉快なのでカッコいいまー君を書いたらだれか分からない。
やはりまー君はゆかいなのが一番いいですね←
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