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□ごほうび
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私はサッカー部のマネージャーをしている。
放課後、私はいつものように
グランドに向かう。
「よぉ、名無しの!!」
『あ、円堂くんに風丸!!』
いつものようにみんなにあいさつをする。
「ごんべちゃんvV」
いつものように後ろから私に
抱きつく彼―基山ヒロト。
『ヒ、ヒロト///離れて??』
いつものことだけど私はその度にドキドキ
させられてたまらない。
「やだ。だって学校ではクラス違うから
こうする機会ないんだもん。」
『し、しなくていいからっ///』
私は無理やりヒロトを引き剥がす。
「ごんべちゃん照れてる〜^^かわい〜vV」
そういって私のほっぺをぷにぷにするヒロト。
ボディタッチ激しすぎヒロト///
さらに紅潮する私の頬。
『もぉ〜〜///』
「練習始めるぞー!!」
私の死の危機から救ってくれたのは
円堂くんだった。
「もうかぁ・・・少ししか触れなかったなぁ」
『ほ、ほらっ!!練習始まるからいっておいで!!』
ヒロトはぶぅっと頬を膨らませながら
私に押されグランドへ向かった。
助かったぁ〜;;
まじ円堂くん神!!てるみんだよぉ・・・。
ふいにヒロトが後ろを向き、
こちらへ戻ってきた。
『どうしたの??』
「練習頑張ったらさぁ、さっきの続きも含め
ごほうびちょーだいvV」
ご、ごほうび??
『そんなあげられるもの今持ってないよ。』
「大丈夫^^b」
大丈夫ってなにが・・・;;
「ヒロトー!!なにやってるんだー!!
練習はじまるぞー!!」
「今行くよー!!」
じゃあごほうび楽しみにしてるね^^
ヒロトはニコッと笑いながら再びグランドへ戻った。
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