夢の扉

□世界で一番の。
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                            これは少しやばめですな…私は今人さらいに絶賛絡まれ中である。「大人しく捕まりやがれっ」「何故私が捕まらなくてはいけないんですか!」地面を蹴り攻撃を避ける…「お前の様な上玉は高く売れるんだよっ」―グッサ男の放ったナイフが足に刺さった「…っ!!」その拍子に後ろに倒れてしまった「へへっやっと仕留めた!」男は私の方へ近寄ってくる「来ないで下さい!」―っ捕まる!「ROOM!」その声が聞こえると同時に男の周辺にサークルの様なものが現れた…「う、うわー何だこれは」「シャンブルズ!」その瞬間男の体はバラバラになってしまった―こんなこと出来る人は一人しかいない…「ローさん!」「お前あれだけ迷子になるなと言ったはずだ…なのに居なくなりやがって…」はぁと溜め息を付く彼「…すみません」まぁ良いと言って怪我をした足を見てくれた「そう深くは無い様だが…これじゃあ歩けねぇな」少し考えてからローさんは背中をむけ乗れっと言った「えぇ!だ、大丈夫です。歩けますから!」「黙って乗れ。」これ以上批判すると返って気を悪くさせそうだったのでローさんに甘える事にした「重くないですか?」「…あぁ、ただ名無しさんの胸がもう少しでかけりゃ欲情したんだがな」「うぅ、小さくて悪かったですね」―ローさんの背中大きくてあったかいなぁローさんは私にとって…                                         
                            世界で一番の。              

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