夢の扉

□夏祭り
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「お祭り行こっ、名無しさんちゃん」臨也さんはそう突然言い出した…                                                                                       「…浴衣何て何時の間に買ってたんですか?しかも私の分まで」私は今浴衣を着て臨也さんとお祭りに来ている「んー、何時だろ?」っと言った具わいに先ほどからはぐらかされている「…もう良いですよ」半ば諦め歩き出す「名無しさんちゃん、たこ焼き食べない?」たこ‥焼き私の好物で釣ろうたってそうはいくか!「はい、食べます!」あらら言った事としてる事が逆ですねすみません「…クッ良い返事、名無しさんたこ焼き好きだもんね」クスクスと笑う臨也さん―何か心を読まれたようなそんな気になる「…っ‥別に食い意地を張ったわけでは…ないですからね?」恥ずかしい…でも好きなものは好きなんだ「まぁ、好きなんだから良いんじゃない?」そう言いたこ焼きを買う臨也さん…臨也さんは一つをつまようじに刺身て私の口の方へ持ってくる「えっ…じぶ「あ〜ん、早くしないと落ちちゃうでしょ?」はい、あ〜んと言う臨也さん…「あ、あ〜ん」ムグムグ「どう、美味しい?」「はい!とても美味しいです」美味しい!なんだこれ?「…名無しさんちゃん、ほっぺにソース着いてる」「えっどこにですか!?」あわあわしていた私に臨也さんは…ペロッ「…クッ名無しさんちゃんって子供だね」と笑うの声なんて届かずにフリーズする私―い、今なっ何が「…っ‥ふぅ‥」「…名無しさんちゃん?」「ふぅあぁぁぁぁ!?」私はダッシュでその場から逃げた「ちょ‥名無しさんちゃん!」                                                                                                             ―うぅ思わず逃げてしまったが…これはヤバい迷子になってしまった、どっどいしよう「ねぇねぇ、そこのねぇちゃん一人?俺と遊ばね?」ん?なんだこの古典的なナンパな台詞…ってわ、私ぃぃ!「けっ結構です!間に合ってます、色々と!」「いいじゃん、一人なんでしょ俺達女の子いないからさぁ」ガシッ「ちょ、放して下さい!」何なんだよも〜「おい、手前ぇ‥」―?聞き覚えのある声―「へ、平和島…静雄‥!」「手前ぇ、俺の物に手ぇ出すたぁ良い度胸だなぁ‥あぁ!」し、静雄さん!と言うか俺の物って…私は物じゃないぞ!「す、すみませんしたぁぁ!」男達は足早に逃げて行った「あ、ありがとうございます、静雄さん」取り合えずお礼しとこう「あ、あぁ‥名無しさんお前こんなとこで何してんだ?」「あっ、いえちょっと臨也さんとお祭りに来たらはぐれてしまって…はっ!!」や、やばい静雄さん臨也さんのこと嫌いなんだった「…で、ノミ虫とはぐれたんだったか?」ん?怒らない?「は、はい」「じゃあ、俺と来い…ノミ虫といるよりはましだ」「え、でも臨也さんが「あぁ?」「何もです、はい」やっぱり怒ってるみたい…名前出したからかな、今度から静雄さんといる時はノミムシって呼ぼうかな?                                                                                                                          「…あっ!金魚すくいですよ、やりましょうよ静雄さん!」「ん?あぁ」―金魚すくいとか懐かしいなぁ小学生以来かも「…どの子にしようかな?」何かわくわくするなぁ臨也さんとだったら出来ないし…静雄さんで良かったのかも「…名無しさん」「何ですか?」「…何でもねぇ」?何だろうまぁ良いか「よぉ…っと‥」やったとれた結構得意だったんだよね「…上手いなお前」「そうですかね?」「あぁ」                                                                                                              う〜ん、やっぱり臨也さん置いてきたのはやばかったかな?しかも静雄さんと一緒だし…「…会わないようにしなくては」「誰と?」「えっと、臨也さんとで…す‥ってふぅあ!!」いいい、臨也さん!?「…名無しさんちゃん酷くない?置いてくとか」「そ、それは臨也さんが…」ビュン「…っと!」ん?ジュース?誰だ勿体ない…って静雄さん!そうだ飲み物買いに行ってくれてたんだった「…おぃ‥名無しさんから離れろ」「はぁ?何で俺が離れなきゃいけないのかな‥名無しさんちゃんは俺とデート中だったんだけど」!?何を言うかこの人は!「うっせぇ…名無しさんは俺とで・で・デっト‥してたんだよ」し、静雄さんまでしかも凄い照れてて最後聞こえなかったし「はぁ…これだから単細胞は困る…死んでよ」スチャッ「あぁ…そうかじゃぶっ殺してやんよ」ゴゴッ―周りが騒ぎ始めた…もう、この人達は本当に…「やめて下さい!!二人共!」「「!?」」私は何時の間にか大声で叫んでいた「何で何時もケンカばかりするんですか!するならするで場所を選んで下さい、こんな場所で暴れたら他の方に迷惑がかかるでしょ?もし子供を巻き込んだらどうするんですか!」「…ごめん名無しさんちゃん‥つい」「…すまねぇ」「解れば良いんです!さぁお祭り楽しみましょう三人で」「「はぁ?」」後ろから聞こえてきた声を無視し歩き出す「早く来ないと一人でいちゃいますよ」満面の笑みでそう言った「「…っ!!…反則だろ」」                                                                                                                                         夏祭り    
その後二人は静だったとか…   

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