夢の扉

□恋心×恐怖=愛?
1ページ/1ページ


―前は小野の野郎の邪魔が入ったが今日は俺が個人的に誘ったからあいつはいないはず…今日こそお化け屋敷リベンジだ!「神谷さん?神谷さーん!」「おわっ!名無しさん居たの」…び、びっくりした!名無しさんたら急に現れるから「はい…さっき来たとこです」ニコッ―うっ!いきなり名無しさんの笑顔見れるとか…今日は良いことあるな                                                                                       「―で、またお化け屋敷ですか…また小野さん出ませんよね?」っと少し困惑する「いや、居ないでしょ流石に…」ってかいたらぶっ飛ばすし―「ですね‥今回は人、結構いますし」っとお化け屋敷の方を指差す「ここ結構怖いって有名なとこなんだよ」―頑張って探したしね「それは…入りたく無くなりますね」後ずさる名無しさんの背中を押して「大丈夫大丈夫!僕が居るから」…名無しさんはそうですねっと言って列に並んだ                                                           「おっ、順番来たみたいだな」「で、ですね…」先に歩くと名無しさんが待って下さいっと追ってきて「あ、あの…手、繋いでも良いですか?」―!!来たー!手、繋いでも良いですか?だって繋ぎますとも!「良いよ〜」っと当たり前の様に言ってみる「あ、ありがとうございます…じゃあ」ギュ―ヤバい何これ…可愛過ぎでしょ「う、うん…じゃあ進もっか」                                                                           ちょい歩くとドアがあり[開けろ]っと書いた紙が貼ってあった「…えっと、開けて良い?」っと聞き「は、はい」と言う返事に頷きあからさまに怪しいドアを開けた―「うらめしベシッがドアを閉めた―何でまたいんだよあいつ、ふざけんじゃねーよ「ど、どうしたんですか?」と言う名無しさんの声に我に帰り「いや、まじ怖いの居たからさ名無しさん見たら多分気絶するかも」「えぇ!」っと脅えてしがみついてくる名無しさん―可愛いぃ!じゃ無くて、どうすっかな「う〜ん、とりあえずリタイアしよっか」っと言ってみる名無しさんは涙目で「良いんですか?」っと言ってまた何か持ってかれそうになりつつお化け屋敷を後にした                                                                                                                    「本当によかったんですか?」っと名無しさんは言った「うん、僕もあれ以上進んだら…あれだったし」色々と…「怖かったですもんね」「うん、本当にあれは怖いわ」…未来の小野くんが「でも…よっかたです」―?「…何が?」不意に名無しさんは「神谷さんとデートができて」ニコッ―不意討ちだ―気がつくと僕は名無しさんを抱き締めていた…もうどうにでもなれぇぇぇ!                                     不意に…好きですと聞こえた様な気がしたがこの時はパニックってて記憶が曖昧だ                                                     「神谷さん何か良いことありました?」「別にぃ」「この前のこと怒ってないんですか?」「別にぃ」「何!何があったのぉぉぉぉ!」「さぁね」                                                                                         恋心×恐怖=愛?    

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ