01/09の日記

23:45
死体愛好症について
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ご注意ください。
嫌な内容かもしれません。
あと乱文を少々。







私は死体に一種の美を感じます。
一般的に、死体に性的興奮や愛情を抱く方々をネクロフィリアと呼びます。

私はそんなに洗練された嗜好、思想を持たないのですが、
死体を美しいとは思います。

腐敗と花、死と愛、骸骨と林檎そんなモチーフが好きです。
もうお気付きの方もいらっしゃることと思いますが、私の思考回路は易いもので並です。

高尚な思想など持ち合わせていません。いつまでも思春期の風邪を拗らせているだけです。


腐った死体は好みませんが、
文章なら好きです。


ベルナデッタの物語をご存知でしょうか。

ルルドの泉、腐らない死体というアレです。

厳密には多少の腐敗があるそうですが。
それでも数百年腐らないということは凄いですよね。

初めてそれを知ったのは小学生の頃で、その時の私は
「死んでも消えることが出来ないのは不幸だな」と思っていました。
今もそうです。
腐敗のスピードがゆっくりであれ腐ることは変わりません。

ただ醜いときが長くなるだけです。
しかも見世物になるなんて!

しかし腐敗しなければ消えることは叶いませんが(日本は火葬だから良いの!)、美しいままだということは魅力的ですよね。

私は死んだらダイヤモンドかお皿になりたいですが、
エンバーミングなどはずっと腐らないらしいので愛しい方にでもどうでしょうか。

魂の無い身体はモノになります。それは付け入る隙のない芸術ではないでしょうか。




王子は姫に接吻をしました。
それほど姫が美しかったからです。
姫は目覚めませんでした。
林檎の毒は今も姫の身体を侵しているからです。

未だ腐敗することの無い身体は、硝子の棺で眠っています。

林檎の毒には防腐効果もあったようです。
王子はいません。

キスした瞬間彼はもう死んでいたからです。

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