銀月短編集
□月の光〜銀時side〜
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歯も治り
銀時は上機嫌だった
これでやっと月詠の所へ行ける
地雷弥との戦いの後たまたま…いや…偶然だ!
月詠の部屋へと通じる抜け道を発見した
まぁ、あいつもかなりの怪我してたし…ぜってぇー無理するなんて予想してたし
まぁ治るまで様子を見に行ってやってもいいかな…とか
べっ、べつに俺に縋れとか言ったから
とかそんなんじゃねーし!
まぁ…あれだ…
あいつがすげーいい娘なのはわかってた
始めっからめちゃくちゃ気を使ってくれたしな
けどまぁ…
予想以上だったというか…
突然やって来た俺を文句いいつつも部屋に入れてくれて
何もないって言いながら甘味と美味い茶を用意してくれて
すげー聞き上手で…
まぁぶっちゃけ
あいつの傷が治って見回り始めてからも通ってた
だっだからって下心で通ってたわけじゃねぇっからな!
って本当
誰に言い訳してんだ俺?!