バカテス
□貴方とFクラスとSクラス!?
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ザワザワ
何故みんな騒いでいるのだろう?
あぁ、そうかここ文月学園高等部にこんな10才のちびがいることがいけないのだろうか?
それとも、ここ文月学園高等部にSクラスがあったのがビックリしたのだろうか?
「んー。両方だと思うよ♪」
『へ!?今あたし声でてましたか?』
驚いて後ろを振り返ると
「どうも〜お久ぁ野亜」
『まりあっ!!』
後ろにいたのはそう、あたしの大親友まりあだ。本名は槶原 真理亜(クニハラ マリア)まりあは飛び級じゃないので私よりも全然年上だが同い年ぐらいの仲だ。特技はテレパシー。人の心をよめる
『まりあは、何クラス?』
「あたしぃ?あたしはね野亜と一緒のクラスになりたくて勉強頑張った・・・」
『ほんと?ありがとぉ〜♡』
「しかぁ〜しだな野亜君!」
『しかし?ってまさか・・・』
「そうそのまさか・・・Fクラスだぁぁぁ!」
『はぁ・・・』
まりあは可愛いが正直言って、バカだ。
「正直に良い過ぎではないかね?」
『あ、ごめん』
「まぁ許そう。じゃ、わたしは教室に行くね」
『まったね〜まりあっ!』
「またねっ野亜」