徒然会話・小話(鬼灯学園パロ)
□台風2017
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若草色の彼女「……………(窓からじーっと外覗いて)…すっごい嵐ですねぇ…雨も風もほんとすごい…」
朔馬「(ソファで寛いでスマホ弄りながら)今が一番ピークだからな。ケドまぁ夜の間には通り過ぎんだろ。昼間でなくて良かったよ」
若草色の彼女「それはそうですけどねー。お陰で今日もお昼間はお出掛け出来ましたし」
朔馬「うるさくて寝れるかが問題だケドな」
若草色の彼女「…………………」
朔馬「……ナニ?どーした?」
若草色の彼女「…生徒ちゃんたち大丈夫ですかねぇ…怖がってないですかね、おチビちゃんとか」
朔馬「保護者居んだから大丈夫だろ。大体もう23:00だぞ、ガキは寝てる時間だ」
若草色の彼女「だといいですけども…。……学校…」
朔馬「は?」
若草色の彼女「学園は大丈夫ですかね?浸水とか。雨漏りとか土砂崩れとか。窓割れたりしてなかったらいいですけど…」
朔馬「アンタさっきから何の心配してんの。気にし過ぎ。そうならねぇように昨日帰る時あちこち補強して来たろ?結界もそーだし。山に関してはアンタが補強したんだろーが、土砂崩れねぇようにってさ」
若草色の彼女「そうですけど……。………ちょっと、不安になってきました。少し様子見てきてもいいですか?学園の様子と、あと生徒ちゃんたちのお家一件一件」
朔馬「ハァ?何バカなこと言ってんだこの嵐の中。ねぇから。必要ねぇよどんだけ心配性だよアンタ、気にし過ぎだって。この嵐の中出歩くとかホントあり得ねぇから。行かせるワケねぇだろ俺が」
若草色の彼女「?何故ですか?大丈夫ですよパパパーっと見てくるだけですから」
朔馬「ダメ。出掛けるの禁止。危ねぇだろ今回の台風かなり規模デケェんだから。飛ばされんぞ」
若草色の彼女「大丈夫ですってば雨は術で防げますし風に飛ばされる程やわじゃないですよ私」
朔馬「ダメ。」
若草色の彼女「何でですか!」
朔馬「何でもクソもねぇよ。ダメなモンはダメ」
若草色の彼女「むぅ…さっちゃんのケチ!」
朔馬「誰がケチだ💢」
フッ………
若草色の彼女「!」
朔馬「!」
停電しました(笑)
若草色の彼女「あちゃぁ…停電ですか」
朔馬「ったく…マジかよ。ねぇわ。風呂入ってて良かったわホント…」
若草色の彼女「?何故です?ガスは大丈夫でしょ?」
朔馬「給湯器使えねぇじゃん」
若草色の彼女「あー…(納得)」
朔馬「ここオール電化だからな。停電したらホント何も出来ねぇよ、コンロもアウト。冷蔵庫ン中腐んなきゃいーケド…(取り敢えず電気パチパチしてみる)……ダメだ。完全死んでるわ。いつ復旧すっかなこれ…」
若草色の彼女「…………………」
朔馬「………今度はナニ」
若草色の彼女「………ただでさえ外こんななのに停電まで……やっぱり心配です、生徒ちゃんたち。やっぱり私ちょっと様子見に…」
朔馬「ダメだっツってんだろーがしつけぇな。必要ねぇっツってんの。どの家も保護者いるだろって」
若草色の彼女「ゆーちゃんのところ保護者いないですよ、保護者がゆーちゃんですもん」
(旦那居るだろwww)
朔馬「アイツだって術使えんだから停電しても問題ねぇだろーが。そもそもアイツ自身も21:00就寝だろ?もー夢の中だよ。起こすな」
若草色の彼女「…………うぅ……」
朔馬「(取り敢えず冷蔵庫冷気で覆って)大丈夫だって。アンタが考えてるほどヤワじゃねぇよどいつもこいつも」
若草色の彼女「だって!」
朔馬「だってもクソもねぇ。…もー寝るぞ、TVもつかねぇしやる事ねぇし。放っといたらアンタ速攻出て行きそうだし」
若草色の彼女「なんでそんな頑ななんですか」
朔馬「心配してんだよアンタの!分かれよそんくらい!」
若草色の彼女「ほ?私の…ですか?」
朔馬「他に誰がいんの」
若草色の彼女「それこそ心配なんてないですよー、さっきも言いましたけど雨は術で防げるし風だって別に問題ないですから♪」
朔馬「なんかあってからじゃ遅ぇだろーが」
若草色の彼女「さっちゃん心配性ですねぇ」
朔馬「どの口が言うんだ💢」
〜その頃の学園寮〜
桜華「!!??うそっ、停電!?やだもー真っ暗ぁ!!なんなのもうほんっとやだ台風なんて!!」
竜尊「桜華ぁぁぁ!!大丈夫かぁぁぁ!!」
桜華「へ!?竜尊!?」
識水「はいはい騒がないでね皆。停電しただけだから。竜尊くん?女子寮立ち入り禁止」
竜尊「だって寮監!俺の桜華が!」
識水「慌てないよ。はい、火行の基礎です。皆手前に出してー?狐火。」
「……………。(ぽんっと火出した)」
識水「よく出来ました(にっこり)。これでもう安心だね?」
竜尊「寮監……一目桜華に……」
識水「駄目。女子寮は男子立ち入り禁止。」
竜尊「…………(しょぼーん)」
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とかゆーオチもなんもないくだらんネタを妄想してました風呂場www学パロに出番のない識水を無理やり使ってみたwww