徒然会話・小話。(アナザー大罪)

□躾
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若草(……あ。さっちゃんだ♪何してんですかねあんなとこで…)



朔馬「……お手。…よし、おかわり。……やるなお前ちゃんと覚えてたのな。エライぞ(木箱に腰掛けて何かを撫でている様子)」



若草「(……?なんか…じゃれてる?)さっちゃぁん?なぁにやってんでーすかー?♪(にっこにこしながら傍寄った)」

朔馬「(振り返った)…久々にな、時間余ったから。コイツと遊んでた」

若草「?こいつ、って……(座ってる朔馬の足元覗いた)」

『わん!!☆』

なんと!首に淡紫色の布をバンダナ風に巻いた黄土色の芝犬が!

若草「!?ええ!?わんちゃん!?」

朔馬「そー。(再びじゃれじゃれ。楽しそう)」

若草「どしたんですかこの子!?拾ってきたんですか!?その割には布…(…あ。月夜色だ。とか思った)」

朔馬「里で飼ってる犬だよ。忍犬。試しに遊びで置いてみよーってクソドSが。置いてった」

置いてみた(笑)お試しよお試しただの遊びな(笑)

若草「…………また思い付きで……なにやってんですかあのひと」

遊んでまーす☆

朔馬「……(犬見たままフッと笑って)……ナニ?まだ遊んでほしーの?」

『わんわん!!☆(尻尾すんごい)』

若草「……わー。さっちゃんものっすごく懐かれてますねぇ…さすが(微笑ましそうににこー)」

朔馬「そりゃあな、コイツ躾けたの俺だから。調教の成果だよ」

若草「……さっちゃんが調教って言うと冗談に聞こえないからやめてください(笑)てゆーか!かぁわいいですねぇ!!☆(おめめきらきら)お名前なんてゆーんですか!?この子!」

朔馬「名前? “権左”。」

若草「………………はい?」

朔馬「ごんざ。」

wwwwwwwww

若草「………どっかで聞いたようなお名前ですね……それじゃあ……(にーっこり笑って)…♪ごんちゃん♪若草とも遊びましょー?♪何します?♪(屈んだ)」

『わんっ!わんっ!☆(何かを訴える)』

若草「……??なんですか??」

朔馬「投げて。つってんだよ。コレ(差し出した)」

若草「…………………………(あんぐり)………え?これですか?」

朔馬「そー」

若草「普通こーゆーのってお手玉とかじゃないです?なんで…………手裏剣??」

朔馬「言ったろ?忍犬だからコイツ。大丈夫だよいつもこれで遊んでるから。こーやって……(言うなりシュッと手首返しながら投げた)」

『!(きらーん)』

だだだだだだ(走った)

しゅばっ!(高〜〜く跳んだ)

…………パシィィィ!(投げられた先でカーブして戻ってきた手裏剣を見事空中でお咥えキャッチ!見事なシルエットだ!)

若草「!おおー(素直に感心)」

朔馬「な?(不敵笑い)」

すたん!(着地)

だだだだだだ(戻ってきた)

『ーーーハッハッハッハッハッハッ♪(手裏剣咥えたまま朔馬見上げて“褒めて褒めて”)」

朔馬「……ヨシヨシ。よくやった権左。エライな(撫で撫で)」

『くーん、くーん♪(すんごい擦り寄る感じの鳴き声)』

若草「すごい!芸達者ですねぇごんちゃん!☆かしこーい☆他には何か出来るんですか!?(わくわく)」

朔馬「ん?………そーだな…権左、コレ。(懐から苦無取り出した)」

『!(察して握り手の部分咥えた)』

朔馬「…あの木でイーわ。行ってこい」

『わふ!(そして走ってった)』

若草「……?何するんですか??」

朔馬「イーから見てな?」

『………(ガリガリっと。何やら木の幹に苦無で何かを彫ってる。そして)………っわん!(書き終わってこっち見て終わりました宣言)』

若草「ーーー!おお!文字だ!」

朔馬「暗号使えるんだよ、コイツ。伝達用のな。誰かから貰った伝言他の誰かに伝える時とかに一役買ってる(言いながら戻って来た権左wから苦無受け取って頭撫で撫で)結構やるだろ?(ニヤリ)」

『くーん、くーん♪(褒められた嬉しそう)』

若草「すっご……めちゃくちゃ賢いじゃないですかごんちゃん。さすが忍犬さん……(感嘆)」

朔馬「当然だろ。誰が仕込んだと思ってんだ。…権左、お手」

『わん!☆』

朔馬「おかわり」

『わん!☆』

朔馬「伏せ」

『わん!☆』

朔馬「ほふく前進」

『わふ。(ずりずりとほふく前進)』

朔馬「構え」

『………(ほふく前進してた体勢でピタ!と止まってすんごい鋭い目)』

朔馬「………行け」

『わん!!(そして一気に飛びかかった)』

恭「!!??のわぁぁ!!??」←通りすがりに襲われたwww

若草「おおおー!奇襲もかんっぺきじゃないですかどんだけですか!」

恭「ってぇぇぇ!!!ってぇな!!!おいこら!!(むんずと掴み上げて)〜〜〜〜権左!!何すんだオメェ!!」

『ガルルルルル!!(今は敵と認識して超威嚇)』

恭「ガルルルじゃねぇよもう遊んでやんねぇぞ!?……朔兄ぃ!勘弁してくれよ権左の練習台に俺使うのやめてって!こいつ本気で噛むんだぞ!?(噛まれた腕から血がwww)」

朔馬「丁度いいとこにいっつも居るお前が悪い(笑)つーか避けろよそんくれぇ。なってねぇぞ?」

恭「こいつ気配消すの上手いんだって!!里内で消してる気配読む程気ぃ張ってねぇよ俺も!(汗)」

『ガルッッ!!ガウ!ガウ!!(まだ噛もうとしてるwww)』

恭「やめろっつの!!(掴んだまま必死に遠ざけるwww)」

朔馬「………権左。やめ」

『!(ぴた)』

朔馬「戻れ」

『わんっ!☆(一瞬で懐っこい笑顔に戻ってタタタタと戻って来た)』

朔馬「ヨシヨシ。上出来だ。そろそろ菓子餌………………。持ってくんの忘れたな。恭、取ってきて。コイツの菓子餌」

恭「ええ!?俺!?」

朔馬「お前以外に誰が居んの」

恭「噛み付かれたってのに俺が餌取ってくんの!?なんか嫌だそれ!」

朔馬「イーから行ってこいよ。五秒な」

恭「無茶だよそれ朔兄ぃ!ごびょ…」

朔馬「さっさと行け(ギロッ)」

恭「……っ!……分かった分かりましたー。取ってきまーす……(そしてダッシュしたw)」

若草「…………こっちのわんちゃんへの躾もかんっぺきですねさっちゃん。さすが……」

朔馬「調教すんの得意だからな」

『わん!☆(お利口さんにおすわりして待機)』




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ごめん遊んだだけwwwつらっつらと遊んだだけだ朔馬が犬躾けてるとこ書いてみたかっただけよwww権左賢いねー♪www
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