徒然会話・小話。(アナザー大罪)
□愛しのスイーツ(笑)
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若草「なぁちゃんなぁちゃん☆見てくださいこれ!若草が考えた新作の甘味ですー☆」
薙弥「おや。綺麗な盛り付けだねぇ若草様、敢えて聞こうか。この甘味の題材は?」
若草「へへ、月下美人のお花ですー♪(にへら)」
一同(ですよね)
若草「へっへー♪(嬉しそう)なぁちゃんがこないだゆいゆいちゃんのお花…紫陽花のお花を題材にした甘味作ってらしたの見て(ごめんなさい例の紫陽花パフェの願望ですw)若草も作りたくなっちゃったんですよー♪さっちゃんのお花で甘味♪どうですか?♪」
紅葉「とても良いんじゃありません?彩り風さんへの若草様の愛が溢れてるとてもとても素敵な盛り付けだと思いますわ(にこ)」
夢「そうですねとても…ほんと綺麗ですねこれ…(無表情だけどまじまじ)」
若草「♪へっへー♪♪(めっさご満悦)お褒めに預かって嬉しいですよ若草ー♪♪」
オネェさん「!あらやだー。若草様の新作?その甘味。とっても美味しそぉ♪ねぇねぇ、もし良かったら私に試食させてみてくださらないかしらぁそれ♪食べてみたいわぁ♪見るからに美味しそう♪」
若草「ほ?召し上がってみていただけるですか?いいんですか?」
オネェさん「そんなのむしろこっちがお願いしたいくらいよぉ。いいの?」
若草「是非ー☆ご迷惑かもですがもし、もしも良かったら…なんですが。食べた感想とか聞かせてもらえるとひっじょーに!ありがたかったりしますよー」
オネェさん「それはもう当然じゃないのぉ!第一号の試食させてもらえるんだからそんなの当然!私でいいの?」
若草「是非☆」
オネェさん「やだ嬉しいわぁ♪」
薙弥「それじゃ匙…ああ、気が利くねさすが闇夜ちゃんだ」
夢「どうも」
オネェさん「♪♪(るんるんと椅子座った)」
若草「ではではどうぞー☆よろしくお願いしますね♪(にっこりと笑って甘味机に置いた)」
オネェさん「任せといてくださいな♪頂きますー♪」
若草「どうぞー♪」
『…………………』(一同その様子を観察中)
若草「♪(にこにこ)」
オネェさん「……これ……間近で見るとほんっと…すごい綺麗よねぇ。。愛が詰まってるわぁ食べるの勿体ない…(言いながらまじまじと凝視しつつ匙をちょん……)」
若草「(にこにこしながらじーっと)」
オネェさん「ではちょっと……軽く失礼して……(月下美人を模した部分をゆっくりとひと匙掬い取った)やだもー感触からして美味しそー♪どんなお味かしら♪(るんるん)」
若草「…………、………。…………………(ふいにはたと真顔になって止まった)」
紅葉「………?(そんな若草様に気付いた)」
薙弥(……………あー…(察知))
オネェさん「(ほっぺに片手添えて)それじゃ頂きまー…(あー)」
若草「ーーーっっっ…!!(超反応)ちょ……!!ちょっとまって……まって……!!くだ、さいっ!!!(慌てて身を乗り出して動き制した)」
オネェさん「……(あーってお口開けたまま目だけ向けて)………へ?(きょっとーーーん)」
若草「〜〜〜っごめんなさい!!!(甘味奪い取りっ)」
オネェさん「!?へ!?」
「……………………………」(一同ぽかーんてしてたりえ?てなってたり察して苦笑してたりなんだり)
オネェさん「…………(訳も分からず食べるに食べられない手に持つ匙の行き場に困りつつ呆然)…わ、若草様………?なに?どうしたのいきなり……」
若草「……っ、……っ、っ……!!(自分でもテンパっておろおろ)」
紅葉「………一体…どうしたんですの?若草様……何かありまして?」
夢「………………」
若草「……え………っと……えと……っ(おろおろ)」
紅葉「?」
薙弥「………………嫌なんだろうさ。食べられるのが」
紅葉「え?」
若草「…………………………っ……(困り果てた様子&寧ろ穴にあったら入りたい心地に甘味ぎゅっと抱きしめたまま眉下げー)」
オネェさん「……………(唖然)」
紅葉「………嫌って…何がですの?さっきまで若草様も、是非食べて感想聞かせてくださいってノリノリで…」
薙弥「さっきまでは、ね。でも実際に食べられそうになったの見て、嫌だとお思いになったんだろうさ。無意識にかもだけど」
紅葉「?」
夢「どういうことですか?」
オネェさん「……私に食べられるのがお嫌…かしら?若草様……(申し訳なさげにしょぼーん)」
若草「!!いやいや!そんなことないですよそ、そういうわけでは……!(焦)」
薙弥「甘味自体じゃなくて。その甘味が “誰になぞらえたのか” ってことを考えれば、自ずと分かるだろう?」
若草「っ!(びく)」
紅葉「…それは………彩り風さん…ですわよね……あ。」
夢「………(察した)」
若草「っ、っ……(びくびくー)」
薙弥「……“彩り風の坊” を。“自分以外のひとに食べられると思うと嫌になった” んだよね?ねぇ若草様?(にこ)」
若草「………っ………!!(お顔真っ赤っか)」
オネェさん「………あー……(納得してにま)」
紅葉「成る程…それはそれは(にこ)仕方ありませんわよね若草様。そう思ってしまうのも無理はないですわ寧ろ当然ですわよね(微笑ましそうににこー)」
夢「納得です」
若草「っ!」
オネェさん「なぁんだ、安心したー。いきなりどうしたの若草様ーって、思っちゃったけど。それなら納得だわぁごめんなさいね?若草様。旦那さん食べちゃおうとして♡そんなつもり微塵もなかったから許して頂戴ー♪(きゃるんにこー♪)」
若草「っっ…!」
薙弥「いじらしいねぇ若草様も。お可愛らしいことだ(にこにこー)」
オネェさん「ねー♡」
若草「っ、っ、っ……!!!(ゆでだこ)やっ、やめてくださいよ!!皆さんで若草のことからかっていじめるの!!わっ、若草だってこんな、こんなつもりじゃ……!!(とかなんとか言いながら旦那様模した甘味をぎゅーっと)」
夢「人聞きの悪い。いじめてなんていませんよただ単に。微笑ましく見ているだけです」
紅葉「そうですわよ若草様。愛ですわねぇ、愛♪」
オネェさん「愛ね♡」
若草「!?だからやめてくださいってばーー!!すみませんでした!!若草なんかが新しいお菓子作ったのがそもそも間違いだったんですよさっちゃんのお花題材にした甘味なんて!!作るのがそもそも!烏滸がましいってもんです若草が間違ってました!!(ぱにぃっく!)」
紅葉「誰もそんな事言ってませんわよ。ねぇ?」
夢「言ってません」
オネェさん「愛しの旦那さんを思わせるお菓子作りたいと思うことの何が悪いのよぉ。逆にそれこそ愛よ。愛。あたし好きよぉそういうの♡」
薙弥「微笑ましいことだねぇ(にこにこ)」
若草「だからもう!やめてくださいってばぁぁぁ!!!」
オネェさん「あ、それじゃこれ(匙で取ったかけら)食べるべきは私じゃあなくて若草様♡だわよねぇ♡ハイ、若草様。旦那さんよ♡あーん♡(にぃっこり笑って匙差し出した」」
若草「!!??」
夢「ああ、そうですね。旦那さんですよ若草姉様、食べておしまいなさい。パクッと」
薙弥「一口でね。(にこ)」
紅葉「きっと美味しいですわよ♪(にこにこー)」
若草「………っ、〜〜〜〜〜〜〜も、もおおおおおお!!!やめてくださいって!言ってるじゃないですかそんなに若草のこと……っいじめてくるならもう知りません若草消えますさようならっっ!!お邪魔しました!!(言うなりしっかりと甘味は抱えたまま一瞬で姿消した)」
オネェさん「………あらいやだぁ。逃げられちゃった。(きょとんと出口の方見た)」
夢「なんて逃げ足の速い…」
紅葉「さすがですわねぇ」
薙弥「しかしまぁいいものが見られたねぇ。後で主様に聞かせて差し上げよう(くすくす)」
夢「私も。澄母さんへのお土産話にするとします」
オネェさん「…………ていうか結局これ…食べずに行っちゃったわねぇ若草様。どうしましょ…(匙)」
夢「食べてしまっていいんじゃないですか?元々試食する予定だったんですし」
オネェさん「けどねぇ……なぁんか気が引けるわぁ。若草様の旦那さん食べちゃうの(困った様子で溜息)」
ぽっと出てきたオネェさんその2
「あら。なら私に頂戴?それ私が食べたいわ」
オネェさん「え?」
「……………………」
オネェさん2「だってそれ若草様の旦那さんなんでしょ?あの色男さん。食べたいわ。(真顔)」
オネェさん「!?ちょ……まちなさいよあなた!いきなり何!?何言ってるの!」
オネェさん2「だって想像したら頬蕩けそうなんだものぉたとえお菓子とはいえあの色男さん食べるって想像したら♡あなたなら分かるでしょう?」
オネェさん「………………………。………っ分かるわ……!(噛み締め)」
「………………。…………………」
オネェさん2「だわよねぇ♡あんな色男さんそう滅多にいやしないんだからぁ♡だから食べないんなら私に譲って頂戴?その一口。私がしっかりと堪能しながら食べてあ・げ・る♡うふ♡(にこぉ)」
オネェさん「!?嫌よやめてよ!(回避)私が若草様に頂いたのよこれ私が食べるんだからぁ!」
オネェさん2「なによぉさっきどうしようかって悩んでたのどこの誰よぉ悩むんなら譲りなさいよ」
オネェさん「嫌よダメよ!ダメ!譲らないわ!」
オネェさん2「なによケチぃ」
夢「………………………話の論点が変わってきてますねこれ。何なんですかこの状況は」
紅葉「若草様ー?旦那様食べられてしまいますわよ戻って来なくてよろしいのですかしら?若草様ー?」
薙弥「……………楽しいねぇ(笑)」
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ごめんなさい勝手にめちゃくちゃしました!!!www