徒然会話・小話(鬼灯学園パロ)

□2020年年末、学園寮の風景☆@はっちょ脳内(笑)
1ページ/2ページ





桜華「ーーーすごいすごい!すごーい!!『炎』がレコ大取ったよ!!レコ大!大賞!煉獄さんこれで「三億の男」に「歴代興行収入1位の男」に「レコ大の男」と見事三冠達成だよほんっとおめでたいねー!!いやーほんと!“よもやよもや”だよ!!☆」

朔馬「…………💢💢💢」


学園寮にあるサロンスペース…要は皆で団欒をする為のリビングの様な所、で。学生には不釣り合いな程に奮発された大型のTVを囲う様に置かれたソファー、そこに座って、年末の風物詩とも言える『輝け!レコード大賞』を観ていた桜華がそのソファーと背中合わせになる様にして置かれた、こちらは晩酌をするのにうってつけな座テーブルを囲うようにして配置されているソファーでお酒を嗜んでいた先生達ーーー桜華からすれば正に丁度良い位置である真後ろに座っていた朔馬の背中を、視線はTVへと向けたままソファーに身を乗り上げる様にしてバシバシバンバンと上がっているテンションそっくりそのままにして叩いた。

唐突に受けた衝撃に手に持つグラスのお酒をあわやと零しかけた朔馬がお馴染みの青筋をこめかみにピキリ刻んでジロリと後ろを睨み付ける。


朔馬「…イッテェな……クソウルセェんだよ犬っコロ何がレコ大だ。ガキが何時まで起きてる気でいやがるさっさと部屋戻って寝ろ、夜中にビービーと騒いでんじゃねぇよ」

桜華「だってレコ大だよ!?すごくない!?大賞!」

朔馬「知るか。レコ大なんざここ数年もう選定基準どうなってんのかも分かんねぇくれぇに中身グチャグチャだろ、興味ねぇわ。ツーか話聞いてんのかよガキはもう寝ろっツってんの」

桜華「まだ23時ですぅー」

朔馬「“もう”23時だよ就寝時間とっくに過ぎてんだろココの体制一体どーなってんの」

識水「普段は一応22時が消灯時間にはなっているけれどね。今は先生達も居るし何より年末の特別緩和期間だから…」

始まりの先生ズ『翌日に差し支えない程度には起きてていいよ、って☆』

朔馬「………ホントつくづく甘ぇなアンタらガキ共に」

桜華「年末年始万歳っ☆」

赤い彼「てゆーかさっちゃんも学生の時分はふっつーに起きてたでしょこの時間。ちゃんと健康的な時間に寝てたとはとても思えないんだけど(笑)」

朔馬「寝るワケねぇだろこんな時間帯から。大概日付変わってたわ」

桜華「言ってる事全然違うじゃないっ!そーゆーの“自分の事は棚に上げる”って言うの!朔馬先生ほんと横暴!!」

朔馬「知るか。ガキはウルセェからとっとと寝てくれ」

桜華「自己中甚だしいぃー!もぉーなんとか言ってやってよっ、若草先生!!彼氏さんちゃんと躾けてくださいっ!」

若草色の彼女「あははー☆桜ちゃんとさっちゃんはほんと仲良しさんですねぇ☆見てていつも楽しいですー♪」

桜華「ええっ、どこがっ!?」
朔馬「どこがだよ何見てソレ言ってんだ」

金色の彼「あはは息ぴったりー☆ほんと仲良しだねー☆」


和気藹々。そんな言葉がしっくりと似合う?様子で。現在寮内で起きている人数の大半がこのサロンへと集まっている。無論もう既にきちんとおやすみなさいをしている生徒達も居るし、中には起きていても部屋でゲームなどに勤しんでいる者もあるみたいであるが…兎にも角にも何とも仲の良い学園だ。



(以下会話文にてお楽しみ下さい(笑))


朔馬「ったく……年末の飲みくれぇ静かにゆっくり飲ませろっツーんだ騒がしいな…」

桜華「先生達いつも夜ゆっくりと飲んでるじゃないよく言うよ、年末くらい生徒もはっちゃけたいんですぅー」

朔馬「アンタは平常運転だろそれ」

桜華「そんなことあるけどないもんっ」

朔馬「どっちだよ」

彌土「今日も俺の桜華は元気で可愛いなー♪」

小毱「出たよ彌土クンの桜華ちゃん愛好。ほんっと好きだよね彌土クン桜華ちゃんのことー♪Loveingー♪」

彌土「おう!♪俺は桜華超絶LOVEだぞー♪」

朔馬「ツーかお前らもしれっと起きてんじゃねぇよ、さっさと寝ろ小学のガキ共が」

朝霧「良いじゃん朔兄ぃ固いこと言わないでよ。ここ里じゃないんだから……さきイカちょーだい♪(言うなり手に取る)」

朔馬「ツマミ食うな。里だったら俺が言うまでもなく女連中が口煩く言ってんだろ目付けいねぇからってハメ外してんな」

赤い彼「そういうさっちゃんがこの子たちのお目付役じゃなかったの?(笑)」

金色の彼「あはは☆さっちゃん達のお里年末いっつもこんな感じ?」

朝霧「………こんな感じ?だよな?(もぐもぐ)」

小毱「いやいやもっと騒がしいよね?あっちやこっちでおっとさん達が宴会して各宴会場所巡るような感じでお酒持ったまま皆巡回みたいな事してるし。飲み会で座席移動する感覚で各家回って居座ってまた移動しての繰り返しで騒ぎまくって……あたしもおつまみたーべよ♪」

朔馬「だから食うなツマミ減んだろーが」

桜華「私もチーズおかき食べたーい♪」

小毱「こっちおいでよ桜華ちゃん♪」

桜「酒のつまみがジュースのオヤツ代わりになってるなこれ(笑)」

朔馬「ったく……言っとくケドお前ら、酒だけは飲むなよココ里じゃねぇからな。さすがにそれは俺も止めるから」

結「……飲んでるの?お酒(苦笑)お里で?未成年も未成年だけど君たち……」

朝霧・小毱・藍『………………。』

朔馬「さすがに一口とかだけな。親連中が飲んでるの一口だけ貰ってるくれぇだから皆目ぇ瞑ってるよ」

闇凪「一口とかなら別に大丈夫かしら?でもここは学園寮だから、お兄さんな彼の言う通りここではさすがに飲んじゃダメよ?ね?(にこ)」

朝霧・小毱・藍『はーい先生ー』

赤い彼「あはは、素直でよろしい」

白髪の彼女「…我の友人は本日もすこぶる美しい笑顔であるな」

闇凪「うふふ、ありがとう♪」

若草色の彼女「でもでもー、お里の年末年始のご様子が垣間見れて(聞けて?)なんだかほくほくとしますねぇ♪やっぱり楽しそうですお里ー♪」

藍「でも最終的に麻雀とかも始まって夜中まで皆ガラガラガラガラやってるから場所によってはほんとうるさいよ」

金色の彼「わー楽しそー☆」

若草色の彼女「おにーさん麻雀とかしますっけ?」

金色の彼「齧ったことはあるかな☆」(←ごめんなさい勝手なイメージですほら諸々舎弟さんとかいらっしゃるから金様(笑))

若草色の彼女「ほー。さっちゃんも混ざってらしたんですか?麻雀?」

朔馬「俺別に麻雀とかそこまで好きでもねぇからあんまやんねぇケド。ケド“今年こそは俺の事絶対に負かす”とかって無謀に勝負挑んでくるオヤジ連中が結構居るからそん時は相手して金巻き上げるとかは結構やってるな」

金色の彼「わー鬼だーナマハゲだー(笑)てゆーか賭けあるんだ怖いねお里の麻雀(笑)」

彌土「身内にも容赦無しってか鬼よりタチ悪ぃなお前(笑)ナマハゲに食われちまえよ(笑)」

朝霧「でも確かに朔兄ぃって年末帰ってきた時は大概夜遅くまで飲んではいるけど玄斎様のお屋敷からあんま動かないよね?おっとさん達がわざわざ雀卓持ってお屋敷押し掛けに行ってるだけで」

朔馬「動くの面倒いからな。放っといても連中が移動しまくってるから勝手にその場の面子変わるし」

赤い彼「出たさっちゃんのめんどくさがり(笑)そういうのほんと面倒くさがるよね」

小毱「朔兄ぃはむしろ大人達とお酒飲みながらお話しつつでもお屋敷に集まって来る私たちみたいな子供の相手して一緒にトランプとかやってるイメージが強いなー。皆やりたがるんだよね、朔兄ぃとトランプ☆」

桜「おおさすが。いいお兄さんだなぁ。俺たちもするか?トランプ♪なぁ彌土?♪」

彌土「やんねぇよお前とは絶対!!」

桜華「まぁた彌土!桜さんにだけそういう態度取るでしょーもぉ。今年いっぱいでやめなよ、その天邪鬼!」

白髪の彼女「素直でないなみぃちゃん(笑)」

彌土「なっ……そんなんじゃないって!」

若草色の彼女「てゆーかトランプいいですねぇ!私もトランプやりたいです皆で今からしますかー?☆」

桜華「わぁ!楽しそう!☆さんせー!☆」

赤い彼「こらこら。さすがにもうトランプするには遅過ぎるよ、明日にしなさい明日に」

白髪の彼女「もう寝ている子たちもいるのだからあまり騒ぐのはよろしくはないな」

結「静かにお話して過ごそうね(にこ)」

若草色の彼女・桜華『はーいせんせー』

金色の彼「おじょーさんも先生でしょ(笑)でもほんとこんなに賑やかな年末なんて初めてかもねぇ☆いつもお家だとおじょーさんがひとりではしゃいでるだけだったしねー☆」

赤い彼「だね(笑)まぁ今年はそのお嬢さんももう居ないからコロナがなかったら俺たちは静かな年末を送る予定だったんだけど」

若草色の彼女「ちょっとー?聞き捨てならないですよ、おにーさん方!私が騒ぐのは大概おにーさん達があれやこれやといじくり回して来るからであって私がひとりで騒いでるわけじゃないですぅー!心外!ですっ」

白髪の彼女「ムードメーカーだったものなそなたは我が家の」

若草色の彼女「おばーちゃんはお家の天使さんでしたよー螢ちゃんとご一緒に♪」

結「……?花和莉?眠いの?」

花和莉「………、!」

結「眠いなら無理して付き合わなくても部屋で紫達と寝ててもいいんだよ?僕ももうそこそこしたら寝るから」

花和莉「……っ!……っ…!!(眠くないっ!結姉が起きてるなら私も起きてる!的に首を横振り)」

朔馬「……だから寝ろよガキはさっさと。意地張ってねぇで」

花和莉「………!!!(うるっさい嫌な大人!的睨みつけ)」

若草色の彼女「………さっちゃん相変わらずかおちゃんに嫌われてますねぇあの日から。(※三つ芽さんと仲良くするには的なお話で結さんに刀突き付けた事件w)嬉しいような複雑なような……」

桜華「?嬉しい?複雑?」

白髪の彼女「かおちゃんに“拒否”以外の所謂“素直な感情”を向けられておるからなさっちゃんは。かおちゃんがゆいゆいちゃん以外にそんな一面を見せるのは喜ばしい事ではあるが、同時に。我らとしてはとことん羨ましいのだ」

彌土「嫌われてるのにか?(笑)」

朔馬「どーでもイーわ」

結「……花和莉、そんなに睨まないよ。月下美人さんも根は悪いひとじゃないんだから。パッと見じゃ分からないかもしれないけど」

桜華「つまるとこパッと見は悪いひとって事だよねそれゆいゆいせんせー(笑)真剣に分かる(笑)」

朔馬「ウルセェ犬さっさと寝ろ」

桜華「さっきからそればっか!」

胡桃「ふふふ♪とと様と桜ちゃんは教師と生徒であるという以前にもうさながら兄妹みたいな印象が強くありますねぇ♪ある意味親戚のお兄さんと妹さん、みたいな♪」

衣羅「あ、分かりますそれ。同じお里の小学生の皆さんと似たような空気を感じますねー」

桜華「ちょっと待って衣羅さん!?それ私が小学生みたいって意味なのかな!?」

柘榴「違いますよ(笑)」

小毱「あーでもそれ分かるかなぁ私も桜華ちゃんが里に居ても何も違和感とかないかも(笑)私たちと扱い一緒だもん桜華ちゃん朔兄ぃからの」

朝霧「俺たちっていうかむしろ恭兄ぃと扱いが同じかな(笑)」

小毱「(笑)それだ(笑)」

藍「…………(納得)」

桜華「……?恭…くん?」

小毱「桜華ちゃんより二つ歳下だよ、今中学三年生の男の子。朔兄ぃの自称舎弟(笑)」

彌土「(笑)舎弟居んのかお前(笑)」

朔馬「向こうが変に懐いて来てるだけだよ、俺的には早く離れて欲しい。…ケド確かにバカなとこはそっくりだよアンタ。騒がしいとことかもな」

桜華「なにそれバカとか超失礼っ朔馬先生っっ!心外だよ心外ーー!!」

金色の彼「心外なんだって、お嬢さん(笑)」

若草色の彼女「!?なぜ今私に振りましたか!?」

胡桃「桜ちゃんととと様は確か学園に入る前からのお知り合いなんですよねー?みぃちゃんとの繋がりだとかってお話を、以前どこかでお伺いしたような気が…」

桜華「そうだよー。彌土が朔馬先生と元々知り合いで、確か私がここへの入学が決まった頃…だったかな?“私に会わせたいひとがいる”って言って、一緒のご飯誘ってくれたの」








ーーーーーーー
取り敢えずここまでー☆ほんと皆様勝手にめちゃくちゃさせてもらってます…!ほんとこれは単なるはっちょ脳内の妄想ですので……!!
身内話みたいな会話内容ばっかでごめんなさいです!せっかく同郷の忍軍が居るんだから朔馬とそういう話してみてほしいなーって、前から少し思ってたので☆この機にさせた☆あと桜華と朔馬の出会い的な最後の会話は単にさせてみたかっただけよ(笑)続き書けたらまたあげまーっす!
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ