徒然会話・小話(鬼灯学園パロ)

□鍛錬の話
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桜華「……朔馬せんせー。いつも付けてるそのバンド何?」

朔馬「…コレ?(両腕肘の下くらいに何か6、7センチくらいの幅の黒いバンドが)筋トレ用のバンド。重り入ってるヤツ」

桜華「!へー筋トレ!(ちゃんとそういう事してるんだ意外だなー。)それって効くの?」

朔馬「………まぁ付けてねぇよりかは効果あるんじゃねぇ?」

桜華「ふーん…。。ねぇねぇ、ちょっとそれ一瞬だけ貸してもらえないですかー?どんなのかつけてみたーい☆」

朔馬「……………イーけど……(意味深な無言、を、交えつつ片方だけ外して)……ハイ。」

桜華「わぁ!ありがt……」

朔馬「落とすなよ?絶対に。」

桜華「……?借りた物落としたりとかしないよー。何でそんなやたらと強調して……(そして両手で受けとりましたずぅぅぅぅんw)………っ……、っっ…………!!!???っ……何これ重い!!!!重い!!!💧待ってこれ何これ!?これ何でこんなに重いのこれ一体何キロあるの!!?💧(必死に持つw)」

朔馬「だから絶対に落とすなっツったろ?床傷入るかもだし足の上落としたら最悪骨折ったりして危ねぇから。……何キロだっけ今……多分30ちょいとかだったと思うケド……」

桜華「!?ええ!?こんな薄っぺらいのに!?」

朔馬「特殊仕様だからソレ」

桜華「朔馬先生全然ふっつーにしてるからそんなにあるとは思わなかっ………っ!ちょ!返す!返す!!💧腕千切れちゃう!!💧渡せないよ受け取ってよ朔馬先生!!💧」

朔馬「ったく……ひ弱だなこんくれぇ持てよ体の鍛え方足んねぇぞ(ひょい)」

桜華「………っ…(ぜはー。)私女の子だもんっ!そんな重たいの持てないよってゆーか!ほんと何なのそれ!?朔馬先生そんなの付けて毎日生活してるの!?普段もそうだし体術の授業中の時だっていつも両腕共付けてるよね!?」

朔馬「腕とあと足にも付けてるケド」

桜華「!!?100キロゆうに超えてるじゃない!!?」

朔馬「まだ軽ぃ方だと思うぞコレ。俺パワータイプじゃねぇから。瞬間的筋力より継続型筋力の維持目的にしてるからな、始まりの鬼連中とかだったらホント小せぇ買い物袋持ってる程度の重さだと思うよ」

桜華「………っ………ほんっき先生達って規格外!!プロのアスリートでもこんなのやらないよ!」

朔馬「規格外なのは始まりの鬼連中とかだよ俺はまだ普通な方。一緒にすんな」

桜華「私からすれば朔馬先生も充分超人だよ!ほんっと……(はぁっと溜息)次元が違うってこういうこと言うんだろうなぁ……妖さんってほんと凄いねぇ…」

朔馬「…俺ほぼ人間なんだケド?」

桜華「そんなの付けてごくふっつーに生活してる時点でもう人間の枠超えてますぅ(きぱ)普通重り付けてても1キロだとかって軽ーーい物なのかなって思うじゃない?ダイエットに良いかもとか思ってどんな感じか借りてみただけなのにまさかお米より重たいもの両腕足に付けてるとか……なんでそんなの付けてふっつーに動けるのよ朔馬先生、疲れないの?」

朔馬「慣れだよ慣れ。最初軽ぃやつから始めて慣れてきたら徐々に重てぇやつに変えてくから。無理しねぇ程度の負荷にしてるし体自体がもう重さに慣れてくるからあんま気にはなんねぇな。寧ろ外した時の体の軽さが爽快感過ぎて結構クセになるよコレ(笑)」

桜華「クセになる意味分かんない(笑)漫画のキャラとかがよくやってるやつでしょ?戦いの途中でピンチになった時にそういうの外して、一気にスピードが上がって形勢逆転、みたいなー。幽遊白書の幽助とかもやってたよそれ」

朔馬「またマニアックなとこ出してくるな」

桜華「漫画大好きだから私(どやっ)」

朔馬「ケドまぁほぼその感覚で合ってるよ。あるあるでベタな手法とは言えやっぱりそれなりに効果あるからな。付けてる時と外してる時の動ける速さ段違いだし。外した時予想以上に自分が動けてビックリするって事も結構まぁある」

桜華「……へぇ……朔馬先生も意外と向上心みたいなのあるんだねぇ……そういうのあんま興味無いのかと思ってた…」

朔馬「失礼にも程があんだろソレ。俺もまだ発展途上なんだし日常鍛錬くれぇちゃんとやってるよ。人前でやるのヤだからあんまやってねぇ様に見えるだけ」

桜華「?そうなの?じゃあいつやってるの?」

朔馬「ココ(寮)来てからは夜中が多いな。昼間は仕事あるし夕方とかも結構(人目があって)ゴタゴタしてるからあんま時間ねぇし」

桜華「へぇ…………、でも夜って先生達しょっちゅうお酒飲んでるじゃない?お酒入った状態で鍛錬とかするの?それ危なくない?」

朔馬「毎晩飲んでるっツってもホント嗜む程度だし酔うまで飲んでねぇから大丈夫だよ。酔った時はさすがにやらねぇ」

桜華「………嗜みの度超えてると思うけどね。毎晩空き瓶の量凄い(笑)」

朔馬「飲む人数と一部の規格外達のせいだろソレは。俺がひとりで飲んでるワケじゃねぇわ」

桜華「ふーん………けど、そっかぁ。朔馬先生でも意外とちゃんと鍛錬とかしてるんだぁ……“努力する”、とか、そういうのあんましない天才肌タイプのひとだと思ってた私朔馬先生のこと……イメージ変わるなぁ……」

朔馬「……。個人的にはその感覚で居てくれた方が気が楽でイーんだケド………」

赤い彼「ーーーさっちゃんはね、照れ屋さんだからそういう姿を周りに見せない様にしてるだけで実際はかなり真面目な頑張り屋さんなんだよー桜ちゃん。“先生”としてきちんとお手本にしていいと思うよ(にっこ)」

桜華「ーーー!赤せんせー!☆」

朔馬「……………、またポッと出でアンタ……(チッと舌打ち)毎度毎度余計な事言わなくてイー……」

赤い彼「(無視w)そのバンドもね、さっちゃんから“日常的に鍛錬になる何か良いものないか”って相談受けたから俺が作って渡した物なんだよ。さっちゃんはかなり向上意欲高いよ?俺もよくお手合わせの相手お願いされたりするしねー(にっこ)」

桜華「!そうなの!?」

朔馬「…………(バツが悪そう)…まぁたまに、な」

赤い彼「……(素直じゃないなー(にこにこ))ここ(学園)に来る前は今程はやってなかったらしいんだけど。ここに来てから何か触発されたみたいでねー、実際初めて会った時からかなーーりレベルアップしてるんだよ、さっちゃん☆頑張り屋さんだよねー☆」

桜華「へー!☆」

朔馬「アンタらみてぇなバケモン見たら俺ももっと、ってなるんだよ。元からそういう(強くなりたい的な)欲求高ぇから周りに“上には上”が多いと必然的にそーなる。“チカラ”持ってるヤツの宿命だろ」

赤い彼「いやそれは純粋にさっちゃんの気概とひたむきさの表れでしょ。皆が皆そうやって“上”を目指すタイプばかりじゃないよ、目標掲げて常に前へと精進し続けるっていうのはなかなかに大変な事だからねー。それをきちんとやってるっていうのは、別に恥ずかしがったりしないで素直に誇って良い事だと思うけど?(にっこ)」

朔馬「……………。」

桜華「………私も頑張ろ!取り敢えず今取り組んでる所をマスターするのが先決だよねっ(燃)」

赤い彼「その意気だよ桜ちゃん。頑張ってね(にっこ)」

桜華「うん頑張る私ー♪もっといっぱい、出来る事増やして夢ちゃんとか雨音くんの足引っ張らないように頑張るんだー♪私いっつもふたりにフォローしてもらっちゃってるからなんだか申し訳ないんだよね……(しょぼーん)」

赤い彼「………桜ちゃんには桜ちゃんの良さがあるしお友達に出来ない所を桜ちゃんがサポートする息の合ったさんにんだと思うけどね。まぁ確かにまだまだ荒削りな部分が多いけど、君達も入学当時に比べたら格段にレベルはアップしてるのは間違いないよー。そんなに落ち込まなくても大丈夫だから、これからももっと頑張ろうねー☆」

桜華「……、はーい!」

朔馬「………じゃー俺もー行く……」

赤い彼「あ。さっちゃんもね(にこ)こないだ俺が出した課題達成出来そう?あの課題うちの末娘さんは軽くうん千年前にはもうとっくに終わらせてるものだからー☆出来るだけ早く末娘さんに近付く為にもさっちゃんも頑張って課題は最短且つ確実に終わらせて次の段階に進めるように頑張ってねぇ♪(にっこにっこ)」

朔馬「…………、。。(めっちゃ苦々しいお顔w)」

桜華「……?課題……?」

赤い彼「俺がさっちゃんの実力アップの為に課してる課題だよー☆さっちゃんが水面下で人知れず頑張ってる理由の一つにはね、単純に“お嬢さん(彼女)よりも弱い自分が情けない”っていうさっちゃんの男としてのプライドがそうさせてる部分もあるってことー☆ほんっと、そういう所地味に気にし続けてる辺り可愛らしいとこあるよねーさっちゃんねー☆“相手は規格外だから”ってことで妥協しても仕方のない部分なのにほんと根が真面目(にーこにこにこにこ)」

朔馬「……、っ………!」

桜華「あぁー。なるほどぉ〜。(にこー)それは確かにかなりの原動力になるよねぇ♪た〜いせつな彼女さん……若草先生の為かぁ♪ほんとラブラブだなぁ♪」

朔馬「……っ……ウルセェな…ツーかよく言うよ。“こんな事も出来ねぇのかまぁ仕方ないよな”みてぇにやたらと挑発ばっかしてくるクセにアンタ……本ッ気性格悪ぃ……!」

赤い彼「そこまで明確な発言はしてないと思うけどねー?」

朔馬「雰囲気に出てんだよ毎度!クソ嫌味ったらしい事この上ねぇ!」

桜華「………、赤先生朔馬先生にはかなり厳しそうだね……?私達授業でそんな風な厳しい言われ方した事ないんだけど…………」

朔馬「コイツの腹ン中闇夜女の術よりも真っ黒だぞ。毎度嫌味のオンパレード」

赤い彼「さっちゃんにはその方が効果的でしょ?(にこ)他人(ひと)から褒められるよりもバリバリにプライド逆撫でされた方が燃えるタイプの性質なんだから。実際効果は的面だし?(笑)」

朔馬「…………、(言い返す余地が無い)」

桜華「………朔馬先生が赤先生に鍛錬してもらってる時の様子一度見に行ってみたいなぁ……なんだか楽しそう……☆」

朔馬「絶対に来んな!💢」






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くっそ短い上に何この内容……!ごめん本気流れと勢いの思い付きだけで書き殴ったただの殴り書きですwww設定云々はもうフル無視で!www
けど意外と!朔馬は朔馬でしたねー学パロでもきちんと鍛錬してるってのは本当くさいよー!若草様よりも弱いってのを気にしてるのは大罪より学パロの方が気持ち上だしねぇ!学パロ朔馬最大の悩みはほんとそこらしいwwwちなみにバンドの重さは結構悩んだ……ぶっちゃけ自キャラなのに里衆の筋力値ってよく分からないんだ……(玄斎はともかく)そこまでめちゃ力持ちってイメージは無い……んだ、けど、でもさすがに特殊能力アリの一族なんだからそこそこは人間離れしてて欲しいなってゆー贔屓目な願望との狭間でいっつも悩む所………!!マジで結構悩む……!!
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