【 空飛ぶライオン 】
□【登場人物紹介】
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【お相手(?)】
●福富 寿一●
箱根学園自転車競技部のエースであり主将。
鉄仮面だが、愛らしい天然。
夢主とは、赤ん坊の頃からの幼馴染みで、きょうだいのようなもの。
夢主は唯一本気でぶつかり合える存在。
彼女の手作りアップルパイがお気に入り。
最近、ますます女性らしく、綺麗になった夢主に戸惑いを隠せないんだとか…。
“ある事”を抱えて生きていかなければならなくなった夢主が心配で仕方が無い。
夢主に対しては過保護で、ついつい甘やかしてしまう傾向にある。
彼女のことが大切らしいが、ソレが家族としてなのか、1人の女性としてなのかは不明。
と言うか、本人自身もその事が分かっているのかどうかも怪しい。(←
福富と夢主の、くっつきそうでくっつかない近過ぎる距離に、周りの人間がヤキモキして爆発しそうでヤバい。
【箱根学園自転車競技部(※同学年)】
●荒北 靖友●
『箱根の運び屋』の異名を持つ元ヤン。
口も態度も目付きも悪いが、根は真面目で仲間想い。
福ちゃん大好き。
夢主とは男友達のようなノリ。
夢主に“悪い虫”が付かないよう、彼女の番犬(番狼?)となるwww
福富と夢主の距離と関係が眩し過ぎて色々と辛い。(←
箱根学園の数少ない貴重なツッコミ担当である。
●新開 隼人●
『箱根の直線鬼』と呼ばれるエーススプリンター。
福富と夢主とは、中学からの付き合い。
夢主とは親友であり、“夢主の事情”を知っている数少ない人物の1人。
夢主に対するスキンシップが激しいが、困ったことに、止める気はないらしい。
(お蔭で誤解を招いたり、夢主が女子生徒から反感を買われたりすることもしばしば…。)
でも何だかんだで夢主の良き理解者である。
福富にも誰にも言っていないが、実は夢主のことが好き。
だけど、福富と夢主が2人一緒にいるその形が好きだし、夢主含め仲間達と共に過ごす空間も好き。
だから、もう少しこのままでいたいとも思っている…。
●東堂 尽八●
『山神』と名高い、自称美形のクライマー(でも実際に美形だからムカつく)。
気付けば携帯で「巻きちゃーん!」である。
夢主を何かと着飾りたがるようだ。
夢主に対して、母親のような言動をすることもあれば、新開と一緒に馬鹿やって夢主(と荒北w)を困らせたりすることもしばしば。
恋バナ好き系高校生男子。
福富と夢主の恋の進展(?)を見守るのが楽しみなんだとか。
だけどやっぱり思春期で、色々言ってる割りには結構初心(うぶ)。
福富と夢主の近過ぎる距離に、1人顔を赤くして勝手にあわあわしたりしている。
【箱根学園自転車競技部(※後輩)】
●泉田 塔一郎●
『神奈川の最速屋』の異名を持つ、長い睫毛がトレードマークなスプリンター。
口癖は「アブ」で、筋肉をこよなく愛しており、自身の筋肉に名前を付けるほどである。
その素晴らしく鍛え上げられた筋肉は、「夢主による練習メニューや食事指導のお蔭だ」と彼は言っている。
王者・箱学出身ということで、敵前では物怖じせず堂々としているものの、普段は高校生らしく真面目で純粋。
同じスプリンターである新開と、敏腕マネージャーである夢主を尊敬している。
幼馴染み(※黒田)が夢主を好いているのを知っているが、最近は「あれ、もしかして自分も彼女の事を…?」と思うようになって頭が痛い。
その事については、昼ドラ並に泥沼不回避なので、深く考えないようにしている…。
●真波 山岳●
坂や山を愛する、1年生のクライマー。
1年生ではあるものの、選手層の厚い箱根学園で早くもレギュラーの座を勝ち取る程の実力を持つ。
風を味方につけ、人体の力以外によって登坂を行うその姿は、まるで背中に翼があるように例えられる。
普段はのんびりしたマイペースを保っている緩い性格で、よく部の集まりにも欠席したり、遅刻したりしている。
その度に彼を注意するのが、マネージャー兼姉役である夢主である。
彼女が扱う竹刀は怖いと思っているが、何だかんだで後輩には甘いところがある夢主を、本当の姉のように慕っているようだ。
自分以外の人に構っている様子は、見ててつまらないとのこと。
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