04/30の日記

00:18
REBORN 捻くれた夢主vs悪女
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性格が悪い捻くれ者
腹黒夢主vsぶりっこイケメン好き悪女
嫌われネタ



※八方美人な人気者の彼女は…
実は腹黒く性格が捻くれている女の子。
表面上、猫を被っているおかげで
誰からも好かれていた夢主が
悪女に嵌められ嫌われ…豹変するお話


□夢主設定
名前:杏奈
年齢:ツナ達と同じ(黒曜編終了頃)
性別:女
容姿:普通よりはモテる顔立ち。
柔らかい雰囲気が人気らしい

性格:猫被りな捻くれ(腹黒)者
・性格は悪いかもしれない
・本当は口が悪い
・精神的に強い
・やられたらやり返す主義


□悪女設定
名前:姫香
年齢:夢主と同じ 性別:女
容姿:化粧して可愛い程度
性格:自己中心的な我が儘娘
・男好き(イケメン大好き)
・女は利用するだけ、な思考
・計算高いけど…頭は悪い

詳細:トリップ主で…逆ハー狙い


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「あんた…邪魔なのよねぇ〜」


ある日の昼休みのことだった…。
1ヶ月ほど前、同じクラスに転入してきた女に突然屋上へ呼び出されたかと思えば…いきなりそんなことを吐き捨てられた。
どうにも…気分がいいものではない。会った瞬間に言われたその言葉に、嫌悪感をおぼえる


『邪魔って…どうして…?(2人になって早々…何コイツ。邪魔なのはお前の存在だブス)』

「人気者は姫香だけで充分」

『…え?(自分で人気者ってイタすぎだろ。毎朝鏡見てないのかコイツ。どこから見ても華麗にブスだよお前)』

「男は姫香だけに夢中になってればいいの。姫香が可愛いからって邪魔しないでよね。本当は笹川京子も邪魔なんだけど…今はちゃんと大人しくしてくれてるから、次はあんたよ」

『(妄想もここまでくれば天才の域だわ。あまりにも自分の顔が悲惨で現実逃避したのか可哀相に)』


元から呼び出しの目的は想定していたコトだった。
イヤな奴だとは思っていたけど、ここまで激しい奴だったとは…。そこは想定外。
まあ彼女がイレギュラー(トリップ主)だと言うこと、男は自分のもの思考だと言う考えは彼女が転入してきたその日に分かっていたことだけども…


『最近、京子が怯えてたのは…姫香ちゃんのせいだったの…?』

「姫香のほうが可愛いのに、少し可愛いからって生意気なのがいけないのよ」

『酷すぎるよ…(お前の顔と頭が。どっからどー見ても京子のほうが可愛いわ。比べものにならなすぎて笑える。とりあえず眼科行ってこいよ)』

「あんたも…モブのくせにでしゃばりすぎなのよ。誰もあんたなんて好きになってくれるわけないのに。みんなが優しいからって勘違いしてんじゃないわよ」

『勘違いだなんて…(お前ほどでもねーよ。しかも別に私は好きになってもらわなくていいし。つーか自分も脇役にすぎないって気付けよ。お前も私も所詮、イレギュラーなんだよ)』


と言っても…実のところ私もイレギュラー(転生者)だったりする。
だからこそ、彼女のあからさまな態度…初対面である筈の沢田綱吉や山本武達に対して知っている風だったこと等から、気付くコトは容易だった…。否、彼女が単に馬鹿だったからかもしれない。
男に媚びる姿を見て、彼らを自分のものにしたがっているコトもわかりやすすぎて呆れたものだ


「まあそんなことはもういいの…あんたには今ここで…“嫌われて”もらうから」


『あ、そうなんだ?どーぞどーぞ』

「…えっ」


今から何をしようとしているのか…。
なんて…それさえも簡単に分かりすぎてつまらない。
いい加減、怯えるふり(猫被り)するのも飽きたし…これ以上話してても意味がない…と言うより時間の無駄


『さっきから大人しく聴いてたら長々と…うっせんだよブス。で?何するって?ソノ顔整形でもするって?わあ、きっとみんな喜ぶよ。私もお勧めするよ整形。今よりマシになるから絶対』

「ふ、ふざけないで!あ、あんた…何よ、いきなり!姫香にそんな態度とっていいと思ってるの!?」

『許可が必要なことでもないじゃん。いちいち大声出さないでくんない?その声耳障りだから』

「なっ!?あんた…本性最悪ね!!皆を騙してたなんて最低よ」

『お前に言われたくねーしお前程でもねーよブサイク。ついでに見た目も化粧して中の下程度な奴に言われたくないね』

「っ許さない!!!」

『許さなくて結構。私もアンタ嫌いだし。つーか声うっさいんだって…学習してよねクズ。そのでっかい頭は飾りですかー?あ、馬鹿なの?あらまソレはすでに手遅れですね。その馬鹿な頭は医者でもどうしようもできないと思うよ、凄いね』

「〜〜っ!!」


化粧された顔をもっと醜くさせて…その怒りに満ちた顔を見れば…彼女が次に何をするのかなんて予想はできた。
なんて浅はかで…つまらないんだろう


「謝っても、もう許さないんだから!!…………きゃあぁぁああぁあああ!!!

『…あー……耳がやられたー…』


自分で自分の頬を叩い後、甲高い叫び声(奇声)を発した目の前の女。
耳をふさいでいても無駄な程に不愉快な声が辺りに響き渡り…逃げも隠れもやり返しも状況の対処もせずに、冷めた目で女を見つめ…ただ素直に大人しくしてやっていること数分…


「どうした!!」「何があったの!?」


ざわざわと騒ぎながら、同じのクラスの連中や他のクラスの連中まで…大勢がここ、屋上へと駆け込んで来た…。
そして屋上の中心にいる私と馬鹿女(姫香)を交互に見てから何やら考え始める。
まあ今の見ただけの状況的には、突っ立っている私が…座り込んで頬を押さえて泣く、先程の叫び声の持ち主である目の前の女を叩いように思えるだろう。

でも普通なら違和感をおぼえるはずだ。
考えればすぐに可笑しい点が多いことに気づくと思うんだけどな…。
例えばあの女は、自分の利き腕である右手で自分の頬を叩いたため…当然右の頬が赤くなっていた。
しかも無駄にファンデーションか何かで白く塗りたくっているせいで、異様に手形がばっちりと。

そして、私は右利きだ。
もし私が叩いていたならば赤くなっていたのは左頬だったはず。
仮に左手で叩いたところであんな手形にはならない。あの女の頬の手形は“自分”で叩かなければならない形をしているのだから…


「…ぅ…っひく…。杏奈ちゃんが…」


まあでも“今”見ただけの状況だけで…低脳なクラスの連中は気づくわけがないか…。
きっと…簡単に騙されるんだろう


「姫香大丈夫か!?」


よかったね。上手くいって。
ほら…さっそく男子共があの女に近づき心配そうに尋ね始めた。だから低脳って嫌い。
私が“叩いていない”証拠になりうるたくさんの不可解な点を教えればすぐに気づくと思うけど…簡単に、ついこの間転入してきたあの女を信じるような…こんな簡単な嘘も見抜けないような連中と仲よくする気はない。

群れる中には山本武や獄寺隼人の姿もある。
私を見向きもしない様子をみるとこのまま簡単に騙されるだろうね。
情けない。他より少しは違和感を感じるぐらいできると思っていたのに…とんだ期待外れだったよ。
よかったね?大好きなイケメン君たちが心配してくれて。嬉しそうな顔が隠しきれてないよ下手くそだね。

まあそんな中、意外と沢田綱吉は戸惑いおろおろしているだけみたいだけど…、


「あ、杏奈…ちゃんが……いきなり…」


冷静に考えることもできない連中は女…否、あの馬鹿の言葉を真に受け状況だけで決めつけて…私を睨み付けてくる


「おい!なんで姫香ちゃんを殴ったんだよ」

「殴るなんて…最低だな!!」

山本「なぁ…何で殴ったんだ?」


そんな主に男子からの罵声を、我関せず…と言うかのように聞き流しながらも私は一つため息を吐いた


『どうしてみんな…私が“殴った”て…決めつけるの…?』

「どう見ても殴ってんじゃねーか!!」
「姫香泣かせておいて言い逃れかよ!」

『…違うよ!私は殴ってない!(仮に殴ったとしてもケンカなら殴る蹴るとか普通だろ。お前らもケンカして殴ったりしてんじゃん。ここまで言われるのは…ちょっと可笑しいよね。異常)』


獄寺「頬が腫れてんだ…状況的に殴ったと考えられんのはてめーしかいねぇ」

『……。(これだから中途半端に頭がいい奴は嫌いなんだよ。その腫れた頬はどっちだよ。私が右利きなの知ってんだろ。状況みて私とあの女しかいないから殴ったのは私しかいない…ってどんだけ浅はかな思考だよボケが)』


周りの私を見る目はもうどれも、疑いと嫌悪と失望…。
そんなあからさまに私を悪者扱いする連中に、悲しさや怒りなんてものはなく…呆れ果ててもう喋ることすら煩わしい


「最低だな!!」「そんな奴だとはおもわなかった!」「謝れよ!!」


鬱陶しい。
次々に責め立ててくる連中…。別に何を言われようと気にしないし、悲しくはないけれど…あれだけ“親しくしてやった”のに、庇う者や止める者…否定してくれる者さえいないことには少なからずショックだ。
今まで築きあげてきたものなんだったのだろう…。所詮は脆い関係(友情等)だったと言うことか。
まあ最初から期待はしていなかったけれど。私自身、猫被ってたわけだし


『私は…叩いてない』


その真実を信じてくれる者なんて、この馬鹿ばかりの集まりの中には…いない


「嘘ついてんじゃねーぞ!!」

『ハァ…(簡単な状況判断もできない奴らと…仲よくしようと思っていた私が馬鹿だったんだな、うん)』


もしもいるとしても…まだ、未だに困惑している様子の沢田綱吉と…第1の被害者だった…笹川京子ぐらいか…。

そう考えているうちにも、周りからの暴言は止まらない。ああ、もう鬱陶しくて仕方ない


『……あーあ…。ほんと…うざい(もうどーでもいいな…。飽きたしつまんない)』

獄寺「な!?」「「「「!!?」」」」


『ソイツを叩く理由なんてないのにさーバカらしい。何のためにわざわざ私がその女を叩かないといけないわけ』

「そ、それは…杏奈ちゃんが…皆と仲よくする姫香が…うざい…って…」


「ほら、理由あんじゃねーか!!」「そんな理由で殴ったのかよ!!」


『うざいんだよ、正義気取りのクズ共が(残念ながら…“そんな理由”で、お前らが庇ってるソイツは私を嵌めたんだよばーか)』

「なんだと!!」


この状況に、満足そうに俯いて笑みを浮かべている馬鹿な女を視界の端で眺めながら…


『もういい。もういいから別に。私が殴ったと思うならご自由に。悪口でも何でも言ってればいいじゃん。ばからしー…。信じないような奴らのことなんてどーでもいいよ。…もう、お前らさ…いらない


これから、どうやり返そうか…騙された彼らにとって残酷な真実をいつどうやって教えてあげようか…あの満足そうな笑みを、どうやって絶望へとかえようか…


『私を嵌めたこと、後悔させてあげるよ姫香ちゃん(後悔する頃には…もう遅いけどね)』


こんな状況だと言うのに…少しだけ、楽しんでいる(おもしろがってる)自分(私)がいた…



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これから始まるイジメにも
平気な顔で…笑顔でやり返して
嘲笑しまくってればいい←

山本も獄寺も敵で…
味方は、被害者同士な京子ちゃん
ツナは後々…味方になる感じ。
雲雀さんはどっちでもいいかな


嫌われは連載してみたいですね



☆コメント☆
[ゆう] 08-01 18:40 削除


私、嫌われ大好きだす( ´艸`)
連載してほしいです!!

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