02/11の日記

20:05
REBORN 成代主がトリッパー撃退!シリーズ
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成り代わり主人公が
トリップしてきた逆ハー狙い達を
傍観したり追い払ったり
傷めつけたり嘲笑ったりな…

成代主がトリッパー撃退シリーズ




このシリーズは…、成り代わった主人公が何だかんだ大人しく平和に過ごしていたところに、突然頭のイタイ子が現れて…
しかもその子はトリッパーで逆ハー狙い(勘違いや傍観者気取り)な奴で、とあるキャラは主人公が成り代わった姿だと気付かず仲よくしてこよう等としてくるトリッパーが可笑しいので、おもしろがりとりあえず色々して嘲笑ってあげような主人公の話。


成り代わるのは誰でもいいけれど、色々なバージョンがあったほうがおもしろいので
予定候補は…<黒川花><三浦ハル><クローム髑髏>等の女性キャラや<六道骸><雲雀恭弥><フウ太><リボーン>等の男性キャラだとおもしろそう。
男性キャラの場合は男装ってことに…(←)



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基本、共通成り代わり主人公プロフィール

名前:成り代わったキャラと同じ
男性キャラだと偽名として同じ名前使用

性別:女 年齢:不詳

性格:一般的。世渡り上手
・純粋(天然)なんて以ての外
・それなりにひねくれた子です
・男よりも友達!
・でも異性からどう思われてるのか気になるし、気になる人には可愛く見られたいから当然少しいい子ぶるよな普通の女の子
・人より変わっているのは、ちょっと“人”と言う人間の思考(考え)をよく理解しているかも


男好きが男にちかよって愛想ふりまいてる(ぶりっこ)が…男から相手にされない様子に「ざまぁ」とか思いながらおもしろがってるような人物。
性格がいいとはいえないが…要するにまあ普通。
そんな主人公がキャラを成り代わります



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【黒川花ver】
〜計算高い逆ハー狙い撃退編〜



「ねえねえ京子ちゃん」

京子「どうしたの優美ちゃん?」


最近になって…変な時期に我がクラスに転入生がやってきた。
名前は[姫宮 優美]と言うらしい。彼女を簡単に述べるなら、その名前に相応しい…優しく綺麗でお淑やかな美少女だ。
と早くも評判になっている凄まじい転入生である。
自分の容姿を自慢気にする様子もなく…男子にも女子にも同じように接する彼女に皆、好感をもちクラスにもすぐに馴染んでいた。
それが今の現状


「今度一緒に美味しいケーキ屋さんに食べ行かない?いいお店教えてもらったんだけど…一人じゃ寂しくて…」

京子「うん、いいよ」


だからと言っても…その“皆”の中に私や“一部の人達”は含まれてはいないけれどね。
ましてや私が彼女に感じたのは…、皆とは逆の【不快感】というやつだった。

彼女の容姿は二重のくりくりとした目に高い鼻…ぷっくりと可愛らしい唇にほんのり赤く染まった綺麗な頬…。
一つ一つが完璧なその整った顔に、綺麗なさらさらの金髪、スレンダーで出るとこは出ている整ったスタイル…。
そんな出来すぎている容姿は…“整いすぎて”いて…何故か誰にでも簡単に言える「かわいい」や「キレイ」と言う言葉が彼女に対しては出てこない。
整いすぎた彼女に同じ女として嫉妬や妬み、羨ましいと言う感情はある。
だけど、彼女に成りたいとはどうしても思えないような嫌悪感が彼女にはあった


京子「花ー」

『ん?どーしたの京子。アンタさっきまで姫宮と喋ってたのにもう話終わったの?』

京子「うん!それに元々花と話してたから…」


さらに私視点から彼女を語るなら…
女子にも男子にも同じようにと言うのは事実ではない。
いや、確かに同じように振る舞ってはいるが…それにはいくつか共通点があってのことにすぎない、と言う結論に至っている。

一つは彼女が自分から近づき女子達に優しく…所謂いい顔をするときには…必ずと言っていいほどその近くには男子が…もとい沢田達…いや、“主人公達(沢田綱吉•獄寺隼人•山本武)”がいる。
それも毎回…しかも確認するように気付かれないようさりげなく彼らに視線をむけているのが…遠くで観察している私にはバレバレ。
つまり彼らの前だからいい顔をしていると言うこと。

男子のときは女子の時と逆で…主人公達がいる前ではあまり男子と喋ろうとしない。
いい顔はするが近づかないようにしていて…主人公達の姿がないときに、ほぼ必ず女子じゃなく男子に近いていく。
つまり彼等には男好きと思われたくないのだろう。
そして、主人公達に近く場合は女子や男子を通して…さりげなく、だ。


こんなことまで言い切れるとは我ながらあっぱれな観察力だが…まぁこれだけで私の中での彼女は、計算高いイケメン好き。
彼女が興味あるのは…本当に彼女がいい顔をしているのは主人公達にだけ


『気にしなくていいのに。それにまだ喋りたそうだったけど?彼女』

京子「…うん。で、でも…その…」

『クス……困ってるみたいだね…珍しく。あの子嫌いなの?』

京子「ううん…嫌いとかじゃないんだけど…その…なんだかよくわからないけど……」

『苦手?』

京子「…ちょっと苦手……なのかな?」

『アンタがそんな顔までしてるんだから、多分そうなんじゃない?(苦手、ね…ふっ。姫宮ざまぁ←)』



そして、共通点のもう一つがコレ。

コレと言っても、よくわからない人もいるだろうから説明するが…彼女、姫宮優美は…ばかみたいにお人好しな天然少女の我が友、笹川京子が苦手意識をなんてもつ程…うざいくらい京子にべったりなんですよね。

どうしても彼女は京子と仲よくなりたいらしい。
他の女子にいい顔はしても、彼女はけして仲よくなろうとはしていない…。だが彼女は京子にだけは必死で仲よくなろうとする。
ちなみに京子程ではないが…京子がいないときは私に近づき仲よくなろうとしてくる。



え?何故主人公達にしか興味ないのに京子にもかって?そんなの見てたら簡単だった。


たんに…“笹川京子”が“この世界”では重要人物であり主人公達と関わりが強いからだ。
だからどうしても京子と“仲よくしておきたい”のだろう。
私…“黒川花”はそんなに関わりが強くないから後回しなのも理解できる。

そんなことがわかるのは…彼女がこの世界を“漫画”で知り、トリップしてきたからだと考えていたから。

だって接点なんてないはずの“三浦ハル”や…もっと接点のない“クローム(今は凪)”にも近づいているのだから…この共通点(重要人物の女子とは仲よくすると言う事)を見つけるのは容易。

元々私が転生者(成り代わり)であったため…シナリオにない存在(姫宮優美)の登場に疑いをもっていたから…答えを導きだすのは簡単なことだ。

ちなみに凪と私は幼なじみだと言うこともあり、“すぐに近づいてきた”と言う情報を手に入れられた。


計算高い彼女だからこそ…周りから攻め、ずる賢い手段で着々と目的(主人公達)に近づこうとしているのだろう。

その考えは…愛想ふりまいて近づくようなやり方よりよっぽど利口だ…。バレなければ見事に彼女も重要人物なかに交ざることができる。
だけど、私(異端者)がいた…そして、彼女は計算高いが…取り入るのが(演技が)ヘタすぎた…。


いくら計算高いとは言え彼女も所詮は人間…。
しかも彼女は今まで仲よくしようとしたことがないように思う。
そんなやつが感情や態度…本来の本質…総て隠し近づくなんて無理に等しい。
前もって…でもない場合、自分をいきなり変えればそれなりにボロもでる…



その結果、相手に“違和感”もたせすぎたんだ…


『なんで苦手かわかる?』

京子「ううん…。たぶん…私が自分勝手だから…」

『だれだって苦手なモノくらいあるんだから自分のせいにしなくていいよ。私もあの子苦手だしね(むしろ早くいなくなれって思ってるしね…おもしろいけど)』

京子「そうなのかな…。花も苦手なの?」

『うん。京子京子言ってるの見てたらなんか京子をとられた気分だったし…(なんて、ね)』

京子「花…。私は花が一番だよ?」

『そのアンタの無邪気な笑顔に私はノックアウトだわ』

京子「また花ったら変なこと言って…」クスクス


だから…取り入ろうとしている京子に“苦手”だなんて思われたんだよ。
だから私にさえ、勝てない…むしろ勝たせてなんかあげないけどね。

主人公達に近づきたいだけなら見ながら嘲笑ってあげてたけど…私の縄張りを崩壊させる気なら…京子達を利用しようとするなら…思いっきり邪魔してあげる。


いい加減、“黒川花”として見られて…近づいてこられるのが鬱陶しい。
まぁ私が成り代わりだなんて思わず媚びうってきたことに関しては、なかなか滑稽で笑えたけどね


『ねえ京子。今日、ケーキ食べにでも行く?』

京子「本当?あのね、この間新しいケーキが発売されてて…私も花と行きたいなって思ってたの!」

『じゃあ放課後直行ね』

京子「うん!」


まぁ、仲よくなれるように頑張ることだね。私は皆無。
凪も人を信用しないから彼女に気を許さないだろうし、京子は苦手意識もってるし私がそばにいるから無理だろうしね。

三浦ハルは京子と仲がいいだけで私と関わりがないから…情報がなくてわからないけど


「…………」


精々、自分の思い通りにいかなくて…歪んだその表情が誰かに見られないように気をつけることだね。
ここは…夢じゃなく“現実”だ。
そんなんじゃ望んでることが実現できなくなるよ…結果的に出来てもぶち壊すけどね。

物語を壊そうとしているのは彼女なんだから、壊したそれをまた壊したって構わないでしょ?
それにあんな女を中心に物語が動いてしまったらおもしろくもなんともないし、総てがあの女の思い通りにいくなんてそれこそおもしろくないからね。



私は何故か勝手に自分の意思とは関係なく転生して…成り代わっちゃったけど…

あの女は…アイツは…あの転入してきた時の嬉々した目や態度からして望んできたみたいだし…
さらにアイツが望んだ展開になっていくなんて…そんなのあまりに理不尽で不公平だから、今まで溜まってたモノをアイツに八つ当たり(宇残晴らし)してもいいでしょ別に…。あ、おっと本音が


「(何で何で何で何で何で!!)」


『クス…(ざまぁ)』

京子「どーしたの?」


いつまで保つのか…
あの手のたいぷはいつか自分がトリップしてきただのとぬかし始めるだろう。

さて、ハッピーエンドはこない彼女のストーリーの終焉はどんなエンディングを迎えるのか…


『楽しみだね、京子』

京子「?うん!」


ああ、愉快だ。
現実によって夢から覚めた哀れなお姫様の最期のときは、私が見届けてあげましょう






甘い砂糖
珈琲に沈めて…




ああ、なんて喜劇な物語だろうか



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書いてみたら…思ったより
なんだか難しいお話に!

会話文と言うより文章文…。
わかりにくかったらすみません。

とりあえず黒川花成り代わりによる
撃退シリーズはこんな風味です←

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