逆転検事

□行かないで………
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糸鋸「はぁ、はぁ、はぁ、み、御剣検事〜〜!」
御剣「どうしたのだイトノコギリ刑事?」
美雲「どうかしたのノコちゃん?」
急いで執務室に来た糸鋸刑事を御剣と美雲は何かあったのか?という表情をしながら言い返した。


糸鋸「こ、これ………御剣検事宛てへの手紙なんスが………」
御剣「ほう、で……何を焦っているのだ……」
糸鋸「じ、実は……中身も見てしまっス……」
御剣「…………刑事………プライベートのことまでチェックするのか………」
御剣は糸鋸刑事を睨んだ。


糸鋸「い、いや……間違えて自分宛ての手紙かと思ってつい開けてしまったっス!」
美雲「ノコちゃん………ちゃんと見ようね。」
御剣「まったくだ!」
糸鋸「うぅ……すまねぇッス……」
御剣「それで私の手紙の内容で何かあったのか?」
糸鋸「はいッス………自分は嬉しくないッスけど………」
御剣「ム……どういうことなのだ?」
糸鋸「御剣検事、自分で見たらわかるッスよ。」
そういわれて御剣は手紙の内容を見た。それは……

御剣「…………!ほ、本当なのかこれは………」
糸鋸「自分も信じられないッスが本当だそうッス。」
美雲「え〜どれどれ………えぇ!か、海外出張!?」
糸鋸「しかも一年間ッス………それにもしうまくいったらそこにずっと滞在ッス……」
御剣「うム………まぁ楽しみだな。」
美雲「…………てことは御剣さんにはあまり会えないってことですね。」
御剣「そうだな……。」
美雲はなぜか暗くなった。

糸鋸「でいつ行くんッスか?」
御剣「この手紙には明日と書いてある………なら今日は早く帰るとしよう。美雲くん、イトノコギリ刑事、今日は帰りたまえ………。」
美雲「………了解です。」
糸鋸「わかったッス。」
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