Starry☆Sky
□Star.7
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「………女?」
聞き飽きた言葉にげっそりする
今日は生徒会の仕事のため月子と生徒会室に来た
いまだに人のいる所へ一人では行けないが……
それでも一歩前進した気がしている
「…隠しててごめん。これが本当のわたs」
ガシッ、といきなり翼が抱きついてきた
ちょ、苦しい
「すげー心葉の髪綿菓子みたいだなぁ。ふわふわだな!ぬははは」
うん、至近距離で笑うな、うるさい
「翼、心葉が潰れるυ…それにしても」
ジロジロと会長が見てくる
「……なんですか」
「小さいな」
イラッ
「いっちばん気にしてることを溜めてまで言いますか、普通!!服は変わりましたけど、背は変わってませんよ!!」
「っはは。やっと心葉になったな。まずは茶だ。夜久は入れなるなよ」
「会長!どういう意味ですか、それは!!」
月子が会長を追いかけていく
どうやら会長はわざと怒らせたようだ
そんな不安な顔してたのかな?
ま、ここでも変わらない皆に安心した
「それにしても…」
颯斗がいつの間にか横に立っていた
「帽子も似合っていましたが、今の方が僕的には好きですよ。小さくて」
「〜〜ッ颯斗まで言うかそれ!!」
今度は私が颯斗を追いかけた
会長にも一発殴らないと気がすまない
颯(僕は小さくて可愛いと言いたかったんですよ)
会(そ、そういうことだよ!な)
翼(心葉は可愛いってことだな!)
(……翼以外殴らせて)
((すみませんでした!!))
月(あの会長と颯斗君を一蹴した!?)