Starry☆Sky

□Star.7
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「?……あぁ心葉か」



「え、心葉先輩!?」



部活に行く月子についていくと前から宮地と梓が来た



……なぜか挨拶回りをしてる気分υ




この姿になって今まで関わりがあった人に改めて言うのは、少し恥ずかしい



……宮地は弓道部でたまに挨拶交わす程度だけど…



「どうして宮地はわかったの?」



「……顔?あと背」



何でかなぁ。背ばかり言われてるよ?
な、泣けてくる



「本当に心葉先輩なんですね」



何か悩んでた自分が馬鹿みたいに思える
それか皆が馬鹿なの?
こんなに受け入れられてると裏があるんじゃないか、って思うよ



「こんにちは夜久さん。…音羽心葉君も来てたんだね」



「ちょ、待って下さい。誉先輩まで分かるんですか?」



「あれ?女の子?」



「遅いですよ!普通はまずそこですよ!」



「そう?まぁ今日もゆっくりしてね、心葉さん」



弓道部の方たちにも温かく迎えられた
クラスメイトみたいに顔色が変わった人もいたけど……



「月子の周りの人って変わった人ばかりだね」



「ふふ。良い人ばかりでしょ?これからは心葉の周りに人が増えるね」



人を避けて生きてきた私にも今からでも関われるのだろうか



そんな不安を吹き飛ばすように月子は優しく笑う



だから頑張れる気がした






宮(……そーいや部長何気無くあいつを名前呼びして髪触ってたよな)
梓(心葉先輩!宮地先輩が名前で呼んで欲しいそうですよー)
宮(ッ///おまえ…)
(名前………龍之介だったけ?)
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