薄桜鬼
□三章
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あの後、沖田さんとまさかの斎藤さんの助言もあってか、土方さんが刀を握る許可をくれた。
「そして今、刀を買いに来ているのです」
「……誰に話している」
「さぁでは入りましょう!」
「……」
し、視線が痛いですよ斎藤さん
さすがにどの刀が良いかとか、そもそも刀ってどこで売ってるの!?って感じなため、上司である斎藤さんに着いてきてもらいました!
……土方さんから言われたんだけど
気を取り直して、刀チェック!
…………どれも同じに見えるorz
「斎藤さん斎藤さん。どの刀が良いかわかりません」
「…これはどうだろうか」
おぉ、斎藤さん選んで下さるんですか
軽くてそんな長くない刀だ
うん、振りやすそう。
「じゃあそれにしましょう!」
「…簡単に決めて良いのか。この時代、刀は己の分身のようなものだぞ」
「んー。じゃあ尚更それですよ。だって斎藤さんが選んで下さったんですから」
「……どういう意味だ?」
「私は皆さんの分身のような存在で在りたいんです。まぁとにかくこれ買いましょう!」
斎藤さんはまだ何か言いたそうだったけど、私は構わず会計に向かった
ちゃんとお金は近藤さんが貸して下さったのでありますよ。
「ありがとうございました」
(いやはやこれで私も一流の剣士か…)
斎(……)
(……つ…突っ込み無しですかυ)