薄桜鬼

□三章
4ページ/4ページ



あの後、沖田さんとまさかの斎藤さんの助言もあってか、土方さんが刀を握る許可をくれた。




「そして今、刀を買いに来ているのです」





「……誰に話している」





「さぁでは入りましょう!」




「……」





し、視線が痛いですよ斎藤さん




さすがにどの刀が良いかとか、そもそも刀ってどこで売ってるの!?って感じなため、上司である斎藤さんに着いてきてもらいました!



……土方さんから言われたんだけど




気を取り直して、刀チェック!




…………どれも同じに見えるorz




「斎藤さん斎藤さん。どの刀が良いかわかりません」




「…これはどうだろうか」




おぉ、斎藤さん選んで下さるんですか




軽くてそんな長くない刀だ





うん、振りやすそう。





「じゃあそれにしましょう!」





「…簡単に決めて良いのか。この時代、刀は己の分身のようなものだぞ」




「んー。じゃあ尚更それですよ。だって斎藤さんが選んで下さったんですから」




「……どういう意味だ?」




「私は皆さんの分身のような存在で在りたいんです。まぁとにかくこれ買いましょう!」




斎藤さんはまだ何か言いたそうだったけど、私は構わず会計に向かった




ちゃんとお金は近藤さんが貸して下さったのでありますよ。





「ありがとうございました」









(いやはやこれで私も一流の剣士か…)
斎(……)
(……つ…突っ込み無しですかυ)
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ