変更後本編

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ゆらゆら…

ゆらゆら……


木が不自然なくらい不規則にゆれる




ん?…

なんでこんなでっかい木が揺れてんの?



寝っころがっていた体勢をなおし揺れの原因を見ようと顔を下にむける



「煉夜!!!」




っへ!?


ちょっと待て、あれ誰だよ(汗

木の下に鬼がいる……



煉夜の真下には般若とさせたいのが仁王立ちしていた


『怖っ…』


思わず後退りをしてしまった煉夜



『あ、やべっ』


ズリッ…


ちょっ、落ちたーーーー!


下から悲鳴が聞こえる


そんな中煉夜の頭は冷静に作動していた




どーやって着地しよう?

……、着地したら痛いよね

だったら止めよ……痛いのヤダし




煉夜は地面での着地を変更し空中で体を伸ばす




「アイツなに体伸ばしてんだ?!」


焦ったようなシカマルの声が聞こえてくる


(俺も流石に理由もなく体なんか伸ばさないって…)



煉夜が伸ばした足の先が木の幹につくと


ピタリ…


煉夜は木に足を着け、重力に逆らった状態で静止した



下を見れば口を開け呆然としている三人と助けようとしたのか立ち上がりかけたアスマ先生がいた



そんなみんなを笑いながら木の幹を歩いてい降りれば



ガシッ

「あんたねぇ〜!」


ブンブンッブンブンッ…


「何考えてのよー!驚いたじゃない!」



いのに腕を掴まれ高速で揺さぶられる



『い、いの…、はな…、放して…』




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『なんて人使いが荒い…』




いのに揺さぶられグロッキーな状態でさらに幻術を使わされふらふらな煉夜



とりあえず子供たちを幻術で眠らせ一息つく一同



「あんたがサボるから大変だったのよ!」


いのがぼさぼさになっていた髪を縛り直しながら言う


『いやいや…

幻術って子守りのための術じゃないからね…』



「わかってるわよ!」

(ホントにわかってるんでしょーか泣)



散々いの達に絞られて無気力になった煉夜



「そういや
煉夜はもうチャクラコントロール完璧だな」



思い出したようにアスマは煉夜に話しかける



『んぁー、アレですよ、幻術とかってさ細かいチャクラコントロールが重要になってくるから…

ガキの頃から親父とずっと訓練してたんで』



芝生にベチョッと寝そべる



「煉夜そこに寝っころがるなよ…

アスマなんで急にチャクラコントロールの話になるんだ?」




話がついていけないとシカマル達の頭の上には?が浮かぶ



そんなメンバーをみてアスマは午後の予定を決定した



「よしっ
お前らもいい機会だからチャクラコントロールについて教えてやる」









(え?まさか木の(煉夜、言うなよ?)はいはい…)

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