変更後本編
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教室にイビキの声が響く
(っへ?合格?)
まったく話についていけなくてプチパニックなんですケド…
顔にはいっさいださないけどね!
ポーカーフェイス☆どや
煉夜の頭のなかがパニックで変なテンションになっている間にもどんどん説明は進んでいく
「………君たちの健闘を祈る!」
(あ……説明終わった?)
煉夜が気づいたときには全てが終わった
と同時に、
バリンッ!!
ズササササ…
「あんた達喜んでる場合じゃないわよ!
私は第二試験官!
みたらしアンコ!!
次行くわよ、次ぃ!!!」
ド派手な段幕とともにこれまた派手な試験官達が窓を破り現れた
破り入ってきた試験官は自分もよく知る人で登場の仕方にも納得がいく
(というより納得せざるおえないって……)
そんな試験官の登場に教室内は静まりかえる
「……空気読め」
ボソッと幕の後ろでイビキが呟く
(そこは言ったらダメだよーイビキさん。)
「ナルトっぽいわね……
この試験官…」
前の方から聞こえるサクラの言葉に思わず苦笑い
『アハハ…、アンコさんってば全然変わんないね」
その後はアンコさんが前試験官のイビキさんに言いたい放題言うと
次の試験では人数を半分以下にしてやると宣言して試験会場へと引率を始めた
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誰も居なくなった教室でイビキは机の上のテストを回収していた
(白紙で第一次試験を通過するやつがいるとはな……
うずまきナルトか
本当に面白い奴だ…)
そして最後尾の列を回収していく
そしてある席で回収する手が止まった
(コイツ確か……
試験始まってから試験中ずっと寝てた奴のじゃねぇか…
最後の数分間だけ起きてたのに
全ての空欄が埋まってやがる…
この問題を自力で、
しかもたった数分間でやるなんて…
もし、何かの術でやったとしてもあの人数の試験官達に気づかせなかったその実力…
“鴉真煉夜…”末恐ろしい奴だぜ…)