変更後本編

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ガサガサと茂みを出ていくと
いのの作戦が始まりいのが話し出す


(シカマルなんかは最早棒読みじゃん……。)



「…なんだお前達か……。」




『あれー?意外にも意外だわ。木の葉のルーキー様は俺たちのこと知ってはいたみたいd(ドスッ』


ボソっと漏らすと横にいたシカマルから肘でどつかれる


無言で痛みに悶えてると話はどんどん進み、目の前で繰り出されるいののお色気攻撃…。



「去れ」

(ですよねー。)


イノのお色気攻撃なんか目もくれずスタスタと歩いていく


歩き去っていく後ろではイノが拳を握りしめ色気が通じないことにキレていた


(あんなの引っ掛かる人いるのかな?)

頭の中でイノに聞かれたらぶっとばされるようなことを考える煉夜


すると、

ピタッ


「今、オレに拳を向けてるってことはオレとやり合うってことか?」


『それも、面白sブシュ!!

「い、いえ、まさか」


相手の意見に賛成しようとした煉夜は光速の速さでイノが潰し言葉を遮る


「………なら去れ!

お前達みたいな腰抜けから巻物を奪っても…

里の笑い者になるだけだからな」


一瞬ネジと煉夜視線が交わる


(このガキ、随分と生意気な目をしてやがる…チッ…)


(うっわぁ、眼白いな…。)


またもや考えることがくい違う


ネジに睨まれたイノたちはガサガサと茂みの中に戻っていく



煉夜はイノに潰された際についた砂ぼこりを払い立ち上がる


「……貴様、名前は?」


茂みに戻る直前に呼び止められる


『……姓は鴉真、名は煉夜

…そういうアンタの名前は?』

ヘラっと笑い返事をする


「……日向ネジだ…。」


笑い返すこともなく真顔で答えるとネジはさっさと踵を返していった


煉夜はその後ろ姿を見つめていたが、思い出したかのように慌てて茂みの中に戻っていった



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ハァハ、ハァハ…


『……大丈夫なの3人とも?』


膝に手をつき息をするシカマル達に声をかける



ピキッ…


「大丈夫じゃないに決まってるでしょ!

何アンタ喧嘩売ろうとしたの!」


心臓止まるかと思ったじゃない!


ガツンッ

イノからの脳天チョップが綺麗にきまる




ボソッ……

『俺はイノのお色気のせいである意味心臓止まりそうだったよ…』


頭を押さえながら小さく呟くと


グリグリっ

「何か言ったかしら。」

イノの片手が煉夜の頭に食い込む

『ッ痛、疑問符がついてないよいのちゃん!』



予想以上のアイアンクローの強さに自然と涙目になる



「よーし!弱いやつ捜すわよー!」


いのは涙目状態の煉夜の頭を掴みながら次に進む




(オレらより弱ぇー奴なんかいねーんだよ……めんどくせぇ。)
(頭…あた…ま、割れるよ、割れちゃうよ…。)

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