いつも笑顔の、
そんなキミ…

可愛らしいけど、

悲痛に歪める表情は
とても綺麗で…



泣いて、鳴いて、


懇願して、


縋りつくキミに

自然と口角が上がる



柔らかい肌は、ボクだけが触れて、

つぶらな瞳は、ボクだけを見て欲しくて、


縛られているのは…――

囚われているのは…――


カラダ?

ココロ?

キミ?

ボク?



こんなボクを笑って受け入れるから、

赤い傷をつけても、笑っているから、


不意に抱き締めて、見えない痕を唇につける


それでも…
ボクからキミが離れていきそうで…








もしそこに愛がなかったなら















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